文大統領がバイデン大統領と初の電話会談！米韓同盟の強化など話し合うも、米国は韓国に興味なし？【世界情勢】

記事によると文大統領はバイデン大統領と米韓同盟を深める約束をしたとあります。
バイデン政権は当分の間はアジアにおいて北以外の国へ全方位外交をすると見られており、一応は同盟国である韓国とも関係を強固にしようとしています。
しかし、北に対しては自身が誹謗中傷を繰り返されたことも相まってゼロトレランス方式で向き合うことは確実であり、遅かれ早かれ北との融和に固執する文大統領とは対立するといえます。
文大統領は「私とバイデン大統領は朝鮮半島の安寧を目指すという点で合意出来た」と無邪気に喜んでいますが、同じ安寧でも独裁政権の北主導のものと北の脅威を排除した後とでは天と地ほどの差があります。
このすれ違いコントのような外交が今後も続くとなると、米韓関係がこれから先混乱するのは目に見えています。
文大統領は同盟を深める約束をしたとありますが、それは文大統領が勝手に言っている空手形の可能性が高いです。
というのもホワイトハウスの発表では新型感染症対策や、気候変動の問題については協力して取り組むとあるものの、同盟のアップグレードという文面は全くなかったのです。
大方、米国との同盟強化を望む韓国国民に対してのリップサービスだと思いますが、このようにすぐバレるような拡大解釈なら、かえって逆効果だといえます。
まあ、韓国国民の思惑がどうであれ、会談内容も抽象的な話が多いことからこの電話会談は儀礼的なものと捉えて間違いないでしょう。
なので米国も、現時点ではあまり韓国とは関わりたくないというのが本音ではないでしょうか。
そのことは会談時間の長さを嘆く追記記事が物語っています。
韓国は順番やランキングを重視することに定評がありますが、米国が電話会談を行った国の順番についても散々文句と焦りを顕にしていました。
バイデン大統領はまず隣接するカナダとメキシコと電話会談を行っており、そのあとに日本と続きましたが、その時も青瓦台は重要なのは順序ではなく中身だと言っていましたが、あれだけ順番についての記事を出しておいて、何を言ってるんだ状態です。
内容についても日本は、日米安全保障条約について尖閣諸島への適用を確認したり、米国のパリ協定復帰のロードマップについて話し合ったりしています。
先述した通り抽象的な話に終始した韓国が言っても虚しいだけですね。
そして韓国は、日本に遅れること１週間、ようやく会談を行うことことが出来ました。
まあ、北の代理人のような振る舞いを繰り返している文大統領ですから、バイデン大統領から電話があっただけまだマシなのかもしれません。

それでは、この記事に対する反響なのですが…はしゃいでいる文大統領に対して韓国国内からは、「米国の帰還を歓迎だとさ、あれだけ中国路線だったくせに」「この人間がする事は、全て信頼できない」「その場だけの嘘はやめてください」などというように、場当たり的な文大統領に呆れかえる声が上がっています。
文大統領は自身の事を外交の天才と自称していますが、私には後先考えずに都合のいい事だけを言っている様にしか見えません。
それを自国民には成果として話すのですから、成果が目に見えないのも当然です。
また「同盟国の大統領をこんなに後回しにするなんてよっぽど文在寅の価値は低いんだな。
まあトランプの言葉も捏造して北に報告した前科者だから信用するに値しないという表れだな」「まるで相手にされてない、どうしても相手して欲しいなら問題解決しろよって事なのに、公然と北を支援してるんだから始末におえない」など、米国が厳しいのは当然という声が上がっています。
文大統領はかなり早い段階から、バイデン氏当選の路線にシフトして外交戦略を練っていましたが、それなら何故、中国や北に傾倒するような外交を続けていたのかは理解に苦しみます。

文大統領に言葉が通じないのはバイデン大統領も先刻承知とはいえ、何を言っても韓国に都合よく内容を誤変換されるのは大変ですね。