『日中韓首脳会談開催を諦める…中国の都合に振り回される韓国』
文大統領が心血を注いできた日中韓首相会談の年内開催が頓挫しました。
韓国はこれまで日本へ擦り寄りましたが、現金化を取り下げない以上解決には動きません。
自身の反日心情を覆した挙句の失敗であり、文大統領のその場凌ぎ外交のツケを払う事になるでしょう。
韓日中3カ国首脳会議、年内のソウル開催は事実上頓挫
大統領府が力を入れてきた韓中日首脳会議の年内ソウル開催が結局、霧散したという。
青瓦台は首脳会議をきっかけに日本による植民地時代強制徴用被害者賠償問題で行き詰まっている韓日関係を「トップダウン」方式で解決しようとした。
強制徴用被害者賠償のために差し押さえられた日本企業資産の現金化問題が解決しない限り、韓日首脳会談に応じることは困難だという菅義偉首相の強硬な立場を青瓦台がまともに把握できず、楽観的な態度を見せていたのではないかという指摘も出ている。
韓国と日本の外交消息筋は17日「年内に韓中日首脳会議をソウルで開催するのは難しい」とし「青瓦台がこれをいつ公式化するかが残っている」と明らかにした。
大統領府は最近、日本で首脳会議の年内開催が見送られたとの報道が出ると「事実ではない」と述べたが、実際は韓国政府内部でも年内開催の取りやめを受け入れているという。
消息筋は「テレビ会議に変更して実現する可能性も低い」と伝えた。
今年の韓中日首脳会議の議長国である韓国政府は、韓中日首脳会議で文在寅大統領と菅首相の韓日首脳会談を成功させ、韓日関係の解決策を講じるという構想だった。
先月、パク・チウォン国家情報院長ら政府与党関係者が相次いで日本を訪問し、「韓中日首脳会議が良い方向になるだろう」と期待を示した。
しかし日本の外交消息筋は「菅首相は韓国政府が強制徴用被害者賠償のための日本企業差押資産の現金化手続きを中断しない以上、文大統領と会談する考えはないという明確な立場を示している」と伝えた。
特に菅内閣は韓国政府に対し、「日本企業が賠償に関わらないことがマジノ線だ」と主張し、「現金化を東京五輪以降に猶予して、ひとまず対立を解消しよう」という韓国側の提案も受け入れられない立場だという。
このため専門家達は、「韓日首脳会談の年内実現が当初から難しかったにもかかわらず、大統領府が現実性に欠けた今年中の韓中日首脳会議の実現にしがみつき、期待感だけを高めたのではないか」と指摘した。
ソウル大国際大学院のパク・チョルヒ教授は「強制徴用の件を巡り、韓国が譲歩しなければならないという日本と違い、韓国政府は（東京五輪まで現金化を猶予するなど）形式の側面でアプローチした」とし「日本が（首脳会談を拒否し）韓国政府にプレッシャーをかけようとしている」と述べた。
菅首相はバイデン米次期大統領の就任直後の来年1月20日に米国を訪問し、日米首脳会談を行う計画だという。
消息筋は「菅内閣はバイデン政府側の同盟と協力による中国牽制戦線にも積極的に参加するという立場だ」と述べた。
菅首相は日米首脳会談前に中国との会談に負担を感じている上、尖閣諸島(中国名・釣魚島)問題でも葛藤が高まっているだけに、中国と向き合わないという考えも作用したものとみられる。
中国も感染症の再拡散を理由に、李克強首相の訪韓が難しいとの立場を韓国政府に伝えたものとみられる。
【これに対する私の見解】
それでは 記事を読んだ僕の感想ですが日本はこれまでも韓国側が態度を改めないと訪韓しないと言っていました。
やっと韓国も諦めたとの事ですが、これは年内開催を諦めたというだけという可能性が高いです。
文大統領は現金化を東京五輪まで延期する事を韓国側の配慮と言っています。
しかし現金化を中止してやっとスタートラインに立てると再三言っている日本を無視しており、これで配慮したつもりなら呆れ果ててしまいます。
さて文大統領は開催が絶望視される中アドバルーン発言を繰り返していましたが、どうしてここまで日中韓首脳会談にこだわるのでしょうか。
勿論、そのついでに日韓首脳会談を開いてもらって、日本との関係改善を図るというのは大きな要因でしょうが、単純に議長がやりたいというのも大きいといえます。
というのも議長になれば会議の進行や主導権を握ることが容易くなり、日本や中国を取りまとめる文大統領という図を演出できます。
また文大統領の政敵である朴前大統領や安倍前首相も以前議長を務めた事から、彼らに対する対抗心を働かせているという線もあります。
このように敵愾心や自身の支持率、見せかけの図と言ったあまりにも俗っぽい理由で、開催を望んでいると見られる文大統領には呆れるほかありません。
日本と中国を上手く捌いて、自身の調整力を世に知らしめようという算段ですが、文大統領の力量だと逆に無能っぷりを世に知らしめることになりそうです。
そうなってしまったらただでさえ低い支持率がさらに下がって、もっと大変な政権運営になるのにそれが理解できないのでしょうか。
また中国の李首相は尖閣諸島の不法侵入により日本との緊張が高まっていることと併せて、韓国内で新型感染症が拡散していることを理由に訪問を断りました。
つまり、韓国が日中韓首脳会談の年内開催を断念したのではなく、中国の都合で急がなくて良くなったという情けない事実が露呈してしまいました。
しかし、習近平国家主席の訪韓が見送られたと考えると、中韓関係の改善は絶望的であるといえます。
文大統領は周主席の訪韓に即して、中国が行っている団体観光客の渡航禁止、ゲーム、ドラマの流入禁止といった「限韓令」の解除の道筋を立てることを目論んでいました。
まあ結果として交渉すらできませんでしたが、周主席に軽くあしらわれて恥をさらし支持率が悲惨なことになっていただろうと思うと、むしろ見送られてよかったと喜ぶべきではないでしょうか。
それにしても韓国は交渉が成功する前提でいつも見切り発車をしており、上手くいく事しか考えずに妄想ばかりして、それをあたかも実現に近づいているとしていますが、ハードルを上げるだけ上げて、勝手にコケる文大統領が外交の天才を名乗るのは滑稽ですね。
■この記事に対する反響
それでは、この記事に対する反響なのですが…「日本はとても怒ってる、中国は無視、これは災害レベルじゃないか？」「ショーを利用したイメージ政治には飽き飽きだ！もうやめて欲しい」といったように、文大統領の外交力のなさに苛立ちを覚える声が上がっています。
今回は首脳会談を開けなかったことに対して外交的失敗と言っていますが、例え開催できても、何の成果も得られなかったとの批判で国民からの声が埋め尽くされるだろうことは容易に想像がつきます。
また「昼夜を問わず罵っておいて、裏ではいつでも日本に会談しようと？情けない限りだ」「度重なる国際的恥さらしだ！でも恥ずかしさも知らないから誰が責任を負えるだろうか」など、自国の不甲斐なさを嘆く声も多数上がっています。
反日を毎日のように唱え続けたと思えば、突然日本にすり寄る姿はDV男を連想させており、過去にも似たような例えをされており、日本は勿論のこと世界中から失笑の的にされています。
まあ日本にとってはやっと諦めてくれたか、という吉報でしかないので、文大統領には任期が切れるまでこのスタンスを貫いてほしいです。
文大統領は外交能力がとんでもなく低いから無理して外交しなくてもいいですよ。
国に閉じこもって世界を眺めて、自画自賛だけしていればよいといえます。
続きは動画で…
