韓国が菅首相の発言にショック！韓国人「日本の裏切りだ！」CPTPPに既存国の了解無しで加入できると勘違い！【世界情勢】

といったように、中国の後を追うようにCPTPPの参加を示唆している文大統領ですが、日本をはじめとした既存の加盟国は全くもって歓迎ムードではないようです。
バイデン政権の誕生が現実的になり、米国の「出戻り」を期待する声は多くありますが、中国と韓国はセットで「招かれざる客」という印象は拭きれません。
イギリスや台湾が加盟を希望した時の各国の歓迎ムードと比べると、その差はあまりに顕著であり、パンデミックの隠蔽疑惑などもあり、中国が世界の嫌われ者だということは認識していた韓国国民の間で「韓国も同等に認識されている」という事実は大きな衝撃を与えているようです。
国際社会から白い目で見られてもなお、日本がリーダーシップを持っているCPTPPへの参加に対して、意欲を見せざるを得なかった背景には、韓国経済のなりふり構ってはいられない深刻な状況が影響しているようです。
まずは、米中対立で板挟みになった韓国が取り残されるのではないかという強烈な危機感です。
米国選挙がこのままの流れで進み、伝統的な同盟国の関係性を重視するバイデン政権が動き出せば、中国主導のRCEPにだけ参加している韓国は「裏切り者」の烙印を押されかねません。
それだけではなく、国際組織への米国の積極的な関与をうたっているバイデン氏が、CPTPPへ出戻る可能性は非常に高くなっていますが、大国中国による経済効果を狙うだけでなく、米中の関係改善の架け橋となるべく、加盟国がCPTPPへの中国の電撃参加を承諾する流れも十分に考えられる状況なのです。
ここで韓国は、米国の出戻りと、中国の電撃参加のどちらかに便乗することで、なんとかしてこの世界経済の規制緩和の流れに乗ろうとしているようです。
しかし、CPTPPは日本が大きなリーダーシップを持っているだけでなく、中国に対し強硬な態度をとるオーストラリア、韓国とセクハラ騒動で遺恨を残しているニュージーランド、ベトナム戦争時の韓国人兵士による蛮行への反発が高まっているベトナムなど、韓国にとっては一筋縄ではいかない国ばかりです。
これまでの悲惨な外交のツケが、ここにきて大きくのしかかってきている文政権ですが当初思い描いていた、米中対立で「漁夫の利」どころか、米中対立が緩和し、ワクチンによりパンデミックが収束に向かいつつある中、韓国は蚊帳の外という、最悪の展開もあり得るこの状況に頭を抱えているのかもしれません。
そのような逼迫した状況なので、文大統領のCPTPP参加表明の際に、加藤官房長官が「参加の表明を歓迎する」というリップサービスをしたことで、勝手に加入は約束されたと捉えていたようですが、あくまで参加したいという気持ちを歓迎するという只の挨拶であるのは明らかです。
今回の菅首相が発言した「既存加盟国の了解が必要」というのは当たり前のことで、これに対して「日本が裏切った」とういうのはあまりにも間抜けな反応だとしか言えません。
どれだけ焦っているのかが滲み出てきていますね。

それでは、この記事に対する反響なのですが…「日本を除いて米国とまた作ろう」「日本からもガン無視される国になったのか？」「この前は歓迎すると言ったのに、この態度の変わり様は本当に日本らしい」「急に屁理屈を言い始めたがCPTTPはお前のものか？」「中国も日本も本当に嫌だ」このように、韓国国内では日本が韓国の加入を阻止しようとしていると受け止め、ショックを隠しきれないようで、発狂しているコメントが多く見られます。
また、中国と韓国が共に歓迎されていない事にショックを受けている声もありますが、ここ数年の文政権の国際社会における振る舞いを見ていれば、韓国は中国の傀儡国家であるという印象は抱かない方が難しいレベルです。
国内の票稼ぎも兼ねて、韓国が反日プロパガンダを連発する一方では、中国は日本を重視し良好な関係を築こうと気を使っている様子が伺えますから経済効果だけを見ると、日本にとっては中国の方が交流するメリットはあると言えます。
米大統領選や、ワクチンの普及などにより、加速的に国際情勢が変わっていきますが、二兎を追おうとして一兎も得ることができなくなりそうな文政権。
春先のK-防疫を掲げ、米中を選ぶ立場にあると豪語していた姿は、今や見る影もありません。

宣言すれば勝手に参加できる気でいるなんておめでたい国ですね。