『文大統領の華麗な外交テク！韓国政府参謀陣も当惑…』
先日、文大統領はASEANの演説で菅首相に対して直接呼びかけ、異例の挨拶をしました。
ここまで韓国国民の視線も顧みない露骨な対応に、韓国政府内でも困惑する声が上がっています。
文大統領は日本に対して擦り寄れば万事解決といわんばかりで、なめているとしか思えません。
「え？」参謀陣も当惑…文在寅大統領、ＡＳＥＡＮ演説で菅首相の名前呼んだ理由は
「え？」１４日にオンラインで開かれた東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）＋３（韓日中）首脳会議。
同席した参謀が演説を見ながらあわてて頭を上げて文大統領を見つめた瞬間があったという。
文大統領が冒頭発言で「特に日本の菅首相、会えてうれしいです」と話した時だった。
あらかじめ作成された演説文に含まれていなかった文言だったためだ。
大統領が首脳会議で演説文にない内容を述べるのはよくあることではない。
多国間首脳会議で特定国の首脳を指してあいさつをしたのも異例だ。
日本の菅義偉首相に向けた文大統領の歓迎あいさつの後、他国の首脳らも同様の方式で菅首相に「うれしい」とあいさつをしたという。
文大統領のあいさつがＡＳＥＡＮ＋３首脳会議に初めて参加した菅首相に各国首脳の関心が集中する契機になったのだ。
また、最初の発言者だった文大統領が菅首相にあいさつをせず他の首脳があいさつをした場合には、冷え込んだ韓日関係のためという誤解を生じさせなかねない状況も避けることができた。
結果的に文大統領が演説文になかったあいさつで、冷え込んだ韓日関係を解決しようとする努力を見せたとの評価が出てきた。
青瓦台関係者は「外交に対する文大統領の瞬発力が発揮された」と話した。
文大統領は首脳会議で相手国を称賛する言葉で雰囲気を和らげたりもした。
２０１７年６月に文大統領とトランプ大統領の初の韓米首脳会談でもそうしたという。
非公開で行われた拡大首脳会談でトランプ大統領は貿易不均衡問題を取り上げて韓国代表団を圧迫した。
トランプ大統領は激しい表現まで使って不満を表出したという。
その時文大統領は「韓国の経済発展と、特に民主主義は米国から学んだもの」としながら米国が韓国に友邦以上の意味があると強調したという。
するとトランプ大統領の激高はやや和らいだという。
文大統領は２０１７年１１月の韓中会談で、習近平国家主席がしばしば引用した言葉を言及しながら李克強首相との対話を解いていった。
文大統領は当時「中国古典で『花が一輪だけ咲いたのではまだ春ではない。
あらゆる花が一斉に咲いてこそ真の春だ』という言葉を見た。
李首相との会談が多様な実質協議の多様な花を咲かせられるように肥沃な土壌を作る契機になることを希望する」と話した。
習主席は２０１３年に中国版ダボスフォーラムと呼ばれるボアオフォーラムで世界経済協力を強調しながらこの言葉を引用している。
２０１４年７月３日付中央日報には習主席の特別寄稿文が掲載されたが、その時にも習主席はこの文を再び使った。
文大統領と李首相の会談に同席した中国参謀は文大統領を初めて見る人が大部分だった。
陪席者の表情は冷ややかで、文大統領がどんな人なのか試してみようという表情だったという。
だが文大統領は習主席がしばしば言及する言葉を引用するとうなずいたという。
文大統領は１２日に米大統領に当選したジョー・バイデン氏と通話をしながら過去に贈られた詩集の詩句を出した。
青瓦台核心関係者は「（文大統領はバイデン氏との電話で）シェイマス・ヒーニーの詩を引用した。
『歴史は語る』から始まる詩だが、この部分を大統領が引用して祝った」と話した。
文大統領はバイデン氏との電話で「いまやあなたは希望であり歴史になった」として祝ったという。
ロックバンドＵ２のリーダー、ボノは昨年１２月に訪韓し文大統領にシェイマス・ヒーニーの詩集を贈った。
ボノとヒーニーはどちらもアイルランド人だ。
バイデン氏はアイルランド移民者の末裔で、ヒーニーの氏を暗誦できるほど好きだという。
バイデン氏が文大統領の祝いに耳を傾けた理由だ。
【これに対する私の見解】
それでは 記事を読んだ僕の感想ですが韓国のというよりは、文政権の外交についてですが、例の菅首相への挨拶は政府の参謀クラスでも驚いていたようですね。
こういった韓国側の日本への露骨なすり寄りは、最近大きな話題となっています。
就任後の菅首相との電話会談で、固頑なに韓国の主張をしていたことを考えると、たった2か月程で「日韓協力だと」豹変するのですから、韓国の蝙蝠外交は筋金入りです。
しかし、いくら関係を構築したいといっても、ASEAN首脳会議の場で、異例ともいえる、個人に対して直接呼びかけをしたことを考えると、文大統領はよっぽど日本にすり寄らないといけないと考えていると言えます。
今回の記事は、そういった文大統領の機転（？）を誇らしげに語っているようですが、どう考えても、文大統領の浅はかなすり寄り外交を馬鹿にしている様にしか思えません。
「外交に対する文大統領の瞬発力」と、記事では褒めていますが、実際、これに関連していた高官たちは全員青ざめていたのでしょうね。
記事にもあるとおり、文大統領は就任当初もトランプ大統領や習主席にも露骨な擦り寄り外交を繰り広げていますが、それは3年半経ったいまでも健在です。
最近でも日本以外に、バイデン氏に対しても露骨な擦り寄りを見せていますが、これに関してもバイデン氏の好きな詩を引用したなど、本当に上辺だけの物です。
まあ、バイデン氏の韓国に対する姿勢は、より厳しいものになるかもとビビっているので、少しでも風当たりを良くしようと必死にゴマをするのは分りますが、だとするのなら、一番懸念とされているバイデン氏が間に入った日韓合意について韓国側の勝手な主張で反故にしてすみませんでしたとすれば終わりなのです。
ですが、韓国国民からの目があるので、問題の根本の部分で解決が提案できなくて、結果としてこんな情けないすり寄りばかりする羽目になってしまうのです。
こうした文大統領の核心に触れない態度から、韓国は世界での孤立を深めています。
こういった韓国の孤立化は、単に経済的な影響だけにとどまりません。
先日開催されたG20首脳会議では、自国の外交ルートで手に入れることが叶わなかった、新型感染症のワクチンと治療剤を公平に分配されるべきと主張しています。
何とかワクチン確保にと必死なようなのですが、韓国政府のスタンスは「急いで副作用の恐れがあるワクチンを接種する必要はない」と言うものですが、感染者は抑えられているから焦ってはいないと強がっても、態度で焦りがバレているのです。
このような韓国の面子を最優先にした、行き当たりばったりの外交は改めないと、いくら擦り寄りをしても信頼を得られず、外交で何も得られないと気が付かないのでしょうか？
■この記事に対する反響
それでは、この記事に対する反響なのですが…「主要国との外交をお前の任期中に破綻させておいて、結局すり寄りとか…」「このようなお世辞と物乞いはやめろ…竹槍はどこに行ったのか」「恥ずかしいよ、本当に！多くの国の首脳が集まった席で、恥を晒しやがって」など、文大統領の外交姿勢を否定する声が上がっています。
土下座外交の使い手が、いけしゃあしゃと外交の天才面をするなということでしょうか…また「親日派、未来の売国奴文在寅を追放し、親日派人名辞典に掲載しろ」「日本と親しくなれば土着倭寇なんだよね？ 文倭寇よ」といったように、文大統領は親日派だと言わんばかりの声も上がっています。
最近の文大統領を見るとそう思う人がいるのも納得ですが、言うまでもなく日本とのパイプは全くありません。
このような外交を続けていると、四面楚歌にしかならないと思うのですがね。
普通、こんな記事を書かれたら、恥ずかしくて仕方ないと思うのですがね…
続きは動画で…
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