韓国の選択は？米国の要求…中国への輸出を徹底管理、技術力と国産化で脱中国【世界情勢】

『韓国の選択は？米国の要求技術力と国産化で脱中国』

最近韓国では「素材・部品・装備２.０戦略」等、やたらと国産化と技術開発を推していますね。
そのことに執着しているのは、中国から解き放たれたいというのが韓国の本音なのかな？現在は米国からの圧力に対する報道から、そんな本音がチラ見えしています。

先端技術で中国と関係を断つべき…米国の要求に対応策は一つ＝韓国

韓国の対外政策研究院（ＫＩＥＰ）が最近公開した報告書「先端技術をめぐる米中間覇権競争分析」によると、米国は１４の分野では中国への輸出を徹底的に管理する。
言葉は管理だが、事実上の禁止だ。
「我々と取引するのなら先端技術では中国と縁を切れ」。
米国は全世界にこう主張したのだ。
米国は最近、先端技術は「民軍兼用」という点を憂慮する。
過去には核技術など一部の軍用技術だけが安全保障問題と連結したが、最近はあらゆる分野の先端技術が安全保障に直結するということだ。
心配は最近、さらに深まった。
動画共有アプリ「ＴｉｋＴｏｋ（ティックトック）」に目を向ける必要がある。
ＴｉｋＴｏｋは中国技術２.０を表す事例だ。
最近、ポンペオ米国務長官が「ＴｉｋＴｏｋ制裁は国家安全保障問題だ。
携帯電話の中国アプリを正す」とし、「ＴｉｋＴｏｋ」に宣戦布告したほどだ。
中国の技術開発方式は「反則」ということだ。
穏やかな方法では応じないため徹底的に中国を抑え込むという考えだ。
二者択一をすべきという米中の圧力は強まるだろう。
ＫＩＥＰは「技術が解決策」とみる。
米中対立の本質が技術覇権であるだけに、韓国が両国よりも進んだ技術を保有すれば口を出しにくいということだ。

【これに対する私の見解】

ポッチ―

というわけで、記事からは「どこにも頭を下げたくないんだ！」という韓国の本音が漏れています。
日本に対しての国産化推進というだけでなく、自立した国になりたいと思っているようですね。
先進国という立場に憧れていて、今の「組み立て工場」の立場でよしとせず、中国から自立して、米国とも自由に外交がしたいという思いがすごく感じます。

しかし、僕は、これには文政権の焦りもあるんじゃないかなと思います。
最近、着実に支持率が下がってきている文政権ですが、国民に対して一番成果をアピール出来るのは何かを考えた場合、これだったんでしょう。
国民も技術力の発展を望んでいるようで、この話題は大変盛り上がりますからね。
最近の政府の発言に対しても、まともに肯定的な意見が出るのはこの話題ですから。
ですので技術開発推進への意欲は凄くて、何かあれば直ぐに「〇〇は成功」とアピールです。

ですが、アピールするのは構わないのですが、口だけでは意味がありません。
あちらの国は「できたらいいな」が実現した事のように話してしまうので、それに対して辻褄を合わせるために矛盾が発生していくという事を認識しないといけません。
次にこの話題が出た時には、米中と肩を並べる技術力が持てることが前提となっていそうですね。