『韓国がG7会談に呼ばれドヤ顔全開中国包囲網に自ら飛び込む』
議長国が英国のG7サミットに、韓国とインド、オーストラリアをゲスト国として招請するとの事ですが、以前から韓国はG7加入=先進国の仲間入りという認識で、非常に前のめりの姿勢を見せていました。
しかし、この招待は英国の中国牽制からくるものであり、更にG7加入ではないということがポイントですね。
年のG7議長国の英国、首脳会議に「韓国を招請」
来年のG7(先進首脳国)サミットの議長国である英国は、韓国とインド、オーストラリアをゲスト国として招請することにしたと、香港のサウスチャイナモーニングポスト(SCMP)が今日(16日)報道した。
SCMPによると、ポリス・ジョンソン英国総理室は「韓国、インド、オーストラリアの指導者たちと共に、共有された利益を増進させ、共同の挑戦課題に対応するため協力しなければならない」とし「来年 英国で開かれるG7サミットに彼らを招請する」と発表した。
ただ 来年のG7サミットが、新型感染症の影響で 対面会議として開催されるか、TV会議として開催されるかは、まだ決定されていない。
今年ドナルド・トランプ米大統領は、G7サミットに韓国、オーストラリア、ロシア、インドをゲスト国として招請したいという旨を明らかにしていたが、新型感染症事態により霧散となった。
英国側が伝えた招請国家にロシアが抜けていることから、今回の招請が 中国に対するけん制だという分析も出ている。
SCMPは インド・太平洋地域で 中国の強硬な動きにより、インド、オーストラリア、ASEAN(東南アジア諸国連合)の国々に対する、西欧国家たちの外交的活動が活発化していると指摘した。
【これに対する私の見解】
それでは 記事を読んだ僕の感想ですが中国との関係悪化で、議長国の英国がG7サミットを開催するにあたり、韓国は、中国を牽制する材料に使われている可能性がある今回の招請。
米大統領選挙の正式結果がまだ決まっていない中で、タイミングを見計らった様にゲスト国が発表されました。
そして、今年の米国が議長国のG7サミットでは、トランプ米大統領の発言でロシアもゲスト国として招請したいとしていましたが、そのロシアは、招請しないことからも、英国は中国を最大限牽制することになると思います。
このように、中国包囲網を着実に構築しようという魂胆が滲み出ているのですが、韓国は経済大国の仲間入りしたいが為に、以前からG7に異様な憧れを持っていました。
中国に傾倒している韓国政府は、この招待を手放しで受け入れて大丈夫なのでしょうか?
本来なら韓国は、招請されることを過去の米国との関係から、単純には喜べない状態です。
トランプ氏とは、軍事兵器購入やGSOMIA破棄と破棄延期などの問題を起こしました。
バイデン氏とは、副大統領時代に韓国が一歩的に反故にした日韓合意で顔に泥を塗っています。
両大統領候補者にも貸しを作った状態で、G7サミットの場で非公式会談をした際には、必ず説明を求められでしょうし、今後の米韓関係に対しても大きな爆弾になりかねません。
また、先程も触れましたが、中国とは切っても切れない韓国ですが、つい先日も中国から王毅外相が訪韓した際に「世界は米国だけではない」と釘を刺されています。
そんな舌の根も乾かぬうちに、これほど大規模な反中ネットワーク構築のためのサミットに招請された事で狂喜乱舞しているのですから、中国は面白いはずはないでしょう。
それでも、G7サミットに招請されたいのは、なぜなのか? それは、日本に対するマウントを取る事を目標としていると思われます。
前政権を否定し続けてきた文政権ですが、2枚舌外交を全方位に実施してきました。
統一を掲げて忖度している北からも、2枚舌外交に愛想をつかされたと言われています。
そのツケが回って来た韓国が、目まぐるしく動く世界情勢の中での崖っぷち外交の切り札に「日本へのすり寄り」という方法しか残らなかったと思います。
しかし、ただすり寄る訳ではなく、自分たちが日本と同等以上の経済大国だと言うプライドが重要で、その為には、西欧国家の外交活動でもなんでもいいから利用しようとしているのでしょう。
国際ルールに基づいた、王道の外交努力ではなく、他国の利害関係を利用し続ける国です。
しかし、国と国との約束であった数々の合意や条約を、一方的な理由でことごとく反故にしてきた事のツケは今後重くのしかかってくると思います。
世界各国のスタンスはどうあれ、外交を取り仕切っている各国の外交官個人からは、この日韓のやり取りを見て、韓国がまともに話せる相手ではないと見ている人も大勢いるでしょう。
米国・中国・北などの、隣国や大国からないがしろにされ、孤立を進める外交の中で、今回のG7サミットの招請をどの様に活かせるかは、かなり難しい舵取りを文政権は求められます。
支持率低下、感染症に伴う世界的経済低迷による打撃など、次の一手に選択肢が狭まっている事を自覚しているからこそ、文政権は、なりふり構わず突き進むしか道が無いのかもしれません。
そして、ここまで長々と韓国の思惑を考えてみましたが、前提として、この英国の招請は「ゲスト参加」だという事があります。
あくまで今回限りの参加であり、決してG7に加入した訳ではないのをお忘れなく。
■この記事に対する反響
それでは、この記事に対する反響なのですが…「国家間の条約や協定を守れない韓国は、国際会議の場に出る資格はない」「国家間の約束、条約を遵守して経済大国に成れる様に基本から勉強し直すべき」というように、この件について日本では、韓国の外交姿勢を否定しています。
こういった日本の反応を見た韓国人の間では「日本が反対しているなら韓国にとっては良い事」「日本が反対するからと言って、我々が行かない理由は何?」などと、真っ向から日本の否定的な意見にイチャモンをつけて来ていますが、このような認識では、万が一G7に加入などになったとしても、すぐに中国包囲網に参加したことについて、中国から圧力を掛けられることになり、自国の都合しか考えない舵取りをしだすことは火を見るより明らかです。
今の韓国政府の立場を中国傾倒が酷いと国民は把握して、文句を言っているにも関わらず、「例え日本が反対しても、中国牽制用なら韓国がいないと話にならない」という声から、その場だけの都合のいい判断を、政府だけでなく国民もしているのが分かります。
信頼・信用というのは、積み上げるのは大変で、壊すのは一瞬です。
韓国には、今から信用を積み上げてG7に参加するのは、いささか時間が足りないと思います。
進むも地獄、退くも地獄の韓国外交。
国家も人も、日頃の行いが大切です。
後悔先に立たずですね。
続きは動画で…