『サムスン副会長が独自で動く！「日本にも行かなければ」』
サムスン電子のイ・ジェヨン副会長は23日午前ベトナム出張から帰国し、年内に「日本にも行かなければならない」との見解を示しています。
もはや経済面においては韓国の顔となったサムスン、韓国国民の視線も集まっています。
ベトナムから帰国した李在鎔氏「日本も行くべき」
サムスン電子のイ・ジェヨン副会長が5日間のベトナム出張から23日午前、帰国した。
イ副会長は空港で「ベトナム政府の要請通り現地に半導体新規投資をする計画か」という記者の質問に何も答えなかった。
続いて「年内に日本出張に行く計画があるのか」という質問には「日本にも顧客に会いに一度行かなければならない」とし「まだ決まったことはない」と答えた。
帰国の途で、イ副会長が直接、日本訪問の必要性について話しただけに、最近の欧州やベトナムへの出張に続き、日本に向け、グローバル現場経営に引き続き拍車をかける可能性が高いと見られる。
イ副会長の今回のベトナム出張日程は、日本の菅義博首相のベトナム訪問時期と一部重なり、一部で2人が会う可能性が提起された。
これに対しサムスン関係者は「イ副会長がベトナムに到着した翌日の今月20日に日程を始めた時、すでに菅首相はインドネシアに出発する時点で、これは外交慣例にも合わず最初から可能ではない話だった」と述べた。
イ副会長はベトナムのフック首相と会談した後、サムスン電子の新規研究・開発センターの工事現場、スマートフォン・家電事業場などを訪問した。
今月14日にオランダ、スイスなど6日間の欧州出張を終えて帰国し、わずか5日で海外現場経営を再開したのだ。
【これに対する私の見解】
韓国経済の要ともいえるサムスンですが、一部では文大統領よりも頼りにされています。
韓国ではサムスンの存在は圧倒的でGDPの約2割をサムスン電子が占めており、経済的な側面から動くため、反日的な側面も薄いことから、政府とは違う動きを見せるため、その一挙一動に注目が集まるのも当然かと思われます。
また、サムスンの内情を考えると、イ会長が亡くなった直後という事もあり、今後のサムスンの為にも、韓国政府が敷いたくだらないしがらみは無視した動きが見られるでしょう。
そもそも、文政権は財閥企業が強力な力を持つことを嫌っている為、表向きには企業に支援をという姿勢は見せていますが、成果を見る限りその重要性は低いでしょう。
イ副会長自身も、起訴され執行猶予付きの有罪判決を受けた身でありますからね。
現在のサムスンとしては、韓国政府がファーウェイとの関係について煮え切らない為、この世界規模での中国排除の動きの中、舵取りを模索しているようです。
元々、サムスンはファーウェイに半導体メモリーを供給しており、巨大な利益を上げてきたのですが、これまでの動きを見ると、中国からは距離を置きたいようです。
しかし、文政権は中国に傾倒をしているので、独自に動かないといけないのです。
現在の韓国政府は経済は素人ですので、まったく頼りにならないのでしょうね。
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