韓国が米中の仲裁者だ！WTO事務総長選挙で勝利し、関係改善の為日本を説得する…ユ・ミョンヒ本部長が表明【世界情勢】

といったように、ついに一線を越えた南北問題、復興まで長い道のりになる水害、深刻な財政赤字、経済低迷、増加する失業者、少子高齢化、様々な問題を抱えているのにも関わらず、文政権はWTOの総長選出で頭がいっぱいなようです。
日米韓の防衛相会談を感染症対策を理由に欠席したのにも関わらず、積極的に海外を外遊し、WTO選挙における支持を求めロビー活動を熱心に続けています。
ニュージーランドに対しては、韓国人外交官が起こしたセクハラ騒動の謝罪もしないまま、一方的に支持をお願いするという姿勢に呆れる声が大きくなっています。
また、現在の韓国のポジションを鑑みて、米中の架け橋になれるという、ユ本部長のその自信はどこから来るのか、全くもって根拠がわかりません。
以前は米国と北の仲裁役を名乗り出た文大統領は両国からの信頼を失い、北を激怒させ、トランプ大統領は文大統領を相手にしなくなりました。
「K-防疫」しかり、身の丈以上の虚像を世界に向けてアピールし、恥をかくというのはもはや韓国のお家芸とも言えますが、いまだに懲りていないようです。
WTOでも争点になることが予想される、米中の半導体戦争においても、韓国は「第三者」といえるポジションではありません。
韓国の経済の要でもあるサムスンをはじめ、韓国経済は中国への依存が顕著であるため、中国に不利な判決が出るということは韓国の国益を損なうことになるからです。
WHOが親中路線であることは以前から指摘されていましたが、WTOまでもが親中路線となれば米国の脱退は避けられないでしょう。
米国が脱退すれば、米国を支持する国々が続くことも予想され、WTOのさらなる形骸化が進んでいくことが予想されます。
つまり、韓国人総長の選出＝WTOの死といっても過言ではないわけです。
WTOが今後も世界経済の仲裁役として存在し続けるには、米中対立に大きな利害関係を持たず、公平な判断を下せる国がトップに立つことは不可欠です。
国際組織は韓国の国威をアピールする場ではありません。
ここまでロビー活動に熱心なのは韓国ぐらいでしょうから、韓国人が当選する可能性もゼロではありませんが、もしそれが実現すれば、現実的な公平性を欠いているのにも関わらずロビー活動の熱心な国が当選してしまう時点で、WTOの価値は地に落ちたことの裏付けに他ならないでしょう。

それでは、この記事に対する反響なのですが…「見栄を張ることよりも自国をまず立て直せ」「文在寅の仲裁者病がうつった」このように、韓国国内では韓国人が国際社会で活躍することを素直に喜ぶ声よりも、この状況でこんなことに力を入れている場合なのか…といったコメントが多く見られます。
また「貿易に関する利害関係では中国側に立つのは目に見えているのに韓国を選ぶか？」など、文政権が米中をうまく立ち回ろうとしてはいる風を装ってはいるものの、その実態は中国への忖度一色というのは、韓国人が最も肌で感じているでしょう。
韓国国内では日々、中国への嫌悪感が高まりを見せています。
ユ本部長が当選したとして、国際社会の場でどのような振る舞いをするかはまだ未知数ですが、文大統領同様、中国や北に偏った思想をごり押しするようであれば韓国国内からの批判も避けられないでしょう。
そして、これらの発言などを見る限り、その結果は安易に想像できますね。

政権をあげての、異常なまでのプッシュ、彼女もまた文政権路線で間違いなさそうですね。