『文大統領の成果アピールとその現実!「我が党を誇りに思う!」に国民は…』
財政への不安から、災害対策などに腰が重くいなっている韓国政府ですが、文大統領は先月末の議員大会で現政権を自画自賛しており、国民からは厳しい声が上がっています。
山積する国内問題への対応ですが、果たしてその役目は果たしているのでしょうか?
韓国人「妄想が深刻だ!認知能力に疑いが!」文大統領「我が党が作ってる歴史を誇りに思う!」
文在寅大統領は「共に民主党が作っている新しい歴史を誇りに思う」と語った。
文大統領は「民主党第4回定期全国代議員大会」のビデオ映像の挨拶で、「国民は今まで以上に、我が党に注目している」と述べた。
文大統領は「過去2年間の党員たちの努力で、党は遥かに強固になった」とし「最善を尽くしてくれた党員同志、イ・ヘチャン代表と党指導部の労苦に感謝する」と話を切り出した。
続いて「党に対する国民の期待も高まっている。
感染症の拡散と水害に苦しんでおり、経済状況も重くのしかかっている」とし「苦しんでいる国民のために、私たちはこの危機に打ち勝たなければならない」と付け加えた。
文大統領は「文在寅政府はロウソク政府であり、民主党政権だ。
国民を思う同志たちの心は、どんな危機も乗り越えるほど強い。
歴代のどの政府より緊密である」とし「私たちは、防疫の成功と経済危機も克服し、韓国版ニューディール政策でポストコロナ時代で先進国になるだろう」と強調した。
彼はまた「共に豊かな国の夢を実現し、韓半島の恒久平和のための成長も止まらない」とし「仲間たちを信じる。
私たちは仕事を得ることができる。
私たちは必ず、今の危機をチャンスに変え、新しい大韓民国の100年の歴史を作るだろう」と述べた。
文大統領は「新たに発足する指導部に再び意志を固め、靴ひも締めるよう呼びかけている」とし「指導部を中心に党が一つになって危機克服の先鋒にならなければならない」と述べた。
【この記事に対する私の見解】
と言うわけで、少し古い記事になるのですが、台風報道の中、この災害に対する政府の対応について国民からの不満の声や、台風が抜けた後の復興がどのように進むか不安だとの声を見て、ほんの少し前に、自らの成果を誇る文大統領とギャップを感じざるを得ませんでした。
この演説後すぐに台風8号~10号と大きな被害を被ったわけですが、いきなり対応の遅さで国民に不信感を与える事になったのですが、この演説で危機と語っている「感染症拡散」「水害」「経済」でどれだけの効果があったのでしょうか。
まずは「感染症拡散」から順番に見ていきましょう。
5月10日に行った演説で「韓国は防疫において世界をリードする国になった」とK防疫を国内外に向けて自画自賛した文大統領ですが、この頃すでにイテウォンのクラブで集団感染が発生していました。
しかし、それを隠し、K防疫の成果をアピールすることで選挙に圧勝します。
感染症の拡大を防ぐより、選挙に勝つ事を優先したのです。
感染症を政治利用している例は他にもあります。
文政権に対して批判的なサラン第一教会が、光化門集会で1000人を超える感染者を出した際に、政府もマスコミも、これを徹底的に非難しました。
全国に感染症が広がっているのは、光化門集会のせいであるかのような態度ですが、実際にこの件で発生した感染者は全体の10~20%に過ぎず、感染者の8割はサラン第一教会とも、光化門集会とも関係のない地域感染です。
その一方で、現政権と政策協約を結んでいる民主労総の集会で感染者が出た際には、その事を伏せて報道していました。
自分達を批判する団体は叩き、自分たちを支持する団体は庇う。
感染症を利用するのはお上手ですが、K防疫が感染症拡散を防いだとは、お世辞にも言えません。
二つ目の「水害」ですが、今まさに台風が上陸したことにより大きな被害を受けていますが、今年はそれまでにも、大雨や台風などの被害が韓国で多く発生しました。
「さらなる人命の損失を防ぐため全力を尽くす」と力強く語る文大統領ですが、これに対する国民の評判は決して良いものではありません。
国内支援よりも、同様に大雨の被害を受けた北への支援を優先させているからです。
また、国内支援の為の予算も充分とは言えません。
感染症対策で使いすぎてしまった為、災害対策予備費の残高が不足しているのです。
予報通りだと、現在台風10号が韓国に上陸しており、大きな被害が予測されますが、既に予算が足りていない中で政府に素早い対策を期待するのは難しそうです。
補正予算も組まれましたが、同時に過去最大の赤字国債を記録しており、復興が始まっても国民の肩には、大きなおもりがのしかかってしまうのです。
最後の「経済」ついて、文大統領が出した答えは韓国版ニューディール政策のようですが、これで経済危機を克服できるとは到底思えません。
「鳩の餌やりを監視」「図書館で騒ぐ人を注意」などなど、こんなアルバイトを雇って雇用創成と言っているのですから正気を疑います。
もちろん国民からも「税金を使ってクズ雇用を創成」と貶されています。
尊敬するルーズベルト大統領にあやかって「ニューディール政策」と銘打ったようですが、勝手に名前を使われたルーズベルト大統領もいい迷惑でしょう。
結局はK防疫もKニューディール政策もアピールでしかなく、問題が解決できなくても、成果をでっちあげて支持率が上がればそれで良いと言う考えが丸見えですね。
■この記事に対する反響のポイント
・アピールだけではそろそろ限界
・実績を出すことはできるのか?
それでは、この記事に対する反響なのですが…「自由民主主義の国で共産党の夢を実現しているので、誇りに思ってるのだろう」「お前は国民の裏切り者だ」「妄想があまりにも深刻だ」と、散々な評価の文大統領ですが、これには擁護は不可能ですね。
感染症や水害は、国民の生命に直接かかわる事ですし、経済は国民の生活そのものです。
その国民よりも北との関係や自らの保身を優先させた事がバレてしまっては、「歴代最悪の大韓民国大統領」と非難されるも当然でしょう。
医者にストライキを起こされたり、天気予報がいい加減だったり、そもそも問題と向き合う以前の状態ですが、アピールばかりで地道な労力を怠ったツケが、ここにきて全て回ってきているようです。
この難問に文大統領が、今度はどんな珍回答を見せてくれるのか、興味は尽きませんね。
このままではアピール以外に能がない文大統領ですが、これだけ国民から非難されてもまだ、同じ事を繰り返すのでしょうか?
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文大統領の成果アピールとその現実!「我が党が作ってる歴史を誇りに思う!」に韓国国民の反応は…【世界情勢】
韓国人「妄想が深刻だ!認知能力に疑いが!」文大統領「我が党が作ってる歴史を誇りに思う!」