文大統領「来年度の最低賃金更に上げます！」まさかの決定に韓国企業は阿鼻叫喚【世界情勢】

『来年度の最低賃金引上げ！韓国企業は阿鼻叫喚』

少し前に、韓国のコンビニ店主から「これ以上最低賃金を上げられるともう持たない…」と最低賃金の引き下げを訴える声が中小企業間で上がっているとの報道がされていましたが、そうした声は、文大統領に届かなかったようで、最悪の結果になったようです。

来年度の最低賃金8720ウォン… 歴代最低上昇率

来年度の最低賃金が、今年より1.5％上昇した8,720ウォンになることが決定した。
最低賃金を審議・議決する最低賃金委員会は、14日早朝、政府セジョン庁舎で第9回総会を開き、来年度の最低賃金を時給基準で8720ウォンで議決しました。
これは今年の最低賃金8590ウォンより130ウォン（1.5％）多く、上昇率は国内の最低賃金制度を初めて実施した1988年以来、32年ぶりに最も低い水準です。
感染症で直撃を受けた零細自営業者などを考慮した決定と解釈されます。
来年度の最低賃金は、政府の推薦を受けた専門家である公益委員が出した中で、投票にかけられ、賛成9票、反対7票で採用されました。
韓国労総推薦勤労者委員は、会議で退出し、「公益委員自ら大韓民国最低賃金の死亡宣告を下した」と批判した。

【これに対する私の見解】

ポッチ―

あれだけ中小企業から最低賃金の引き下げを求める声が上がっていたのに、その中小企業の事を考え少なくしたとはいえ、逆に最低賃金を引き上げるとか…以前の記事もかなり生々しい実態だったのに、文大統領はサイコパスに見えてきました。
「倒産して責任から解放されて、再就職した時に楽になるだろ」という事なのでしょうか？

しかも、この額なのですが、今後まだ上がる可能性もあるのが恐ろしいですね…文大統領は最低賃金を1万ウォンにすると言っていましたし、今回の決定を見ると、自分の思いの為なら、現在の状況は二の次だという姿勢は変わっていないようです。

これにはあちらの国民も呆れてしまっているようで「ただ全てが最悪である」と韓国経済の回復を諦めたといった声が多くみられますね。
しかし、そんな政権に否定的な意見が多い中にも「早く1万ウォンにしろ」といったように、労働者の目線だけで、自分たちの益だけを考えている意見もそれなりに見られるのが、今の文政権のよくわからない支持率の真相なのでしょうね。