韓国待望の日本入国緩和だが…安倍首相「台湾を優先」韓国政府は顔真っ赤だが国民は絶賛！？【世界情勢】

といったように、朝日新聞の記事を拾い上げ、安倍政権が国内世論を意識して意図的に韓国を遠ざけ、台湾に近づこうという報道が韓国で盛り上がっているようです。
ところが、日本に住む私たちは痛いほどわかっていることですが、日本において政府、世論が韓国を意識しているなどという論調はほとんどありません。
朝日新聞は公娼問題においても、報道姿勢を国内から疑問視され、韓国左派とのマッチポンプと揶揄されるなど、公平性の担保されたメディアとは言えない中、大手メディアがこのような記事を拾い上げて大騒ぎするのですから質が悪いです。
また、気になるのが、「台湾は入国緩和に大きな関心がない」という東京のある消息筋は、中央日報に「台湾は第１弾の入国緩和対象にも挙がったが呼応がなかった」という点です。
台湾メディアの台湾国際放送の記事を見ると、明らかに違った捉え方をしているのです。
一部見てみると、「台湾外交部はこれについて、日本側に問い合わせたところ、日本政府は現在、関連措置を検討中で、対象については確定しておらず、今後の感染状況の変化を見ながら判断するということです。
台湾外交部では、日本側と緊密な連絡を取っており、すでに台湾を緩和対象に入れるよう要請しており、今後も日本側との交渉を続けるということです。
」このように、感染症の拡大状況により慎重になっているのはむしろ日本側であり台湾は人的交流再開に対して積極的な歓迎姿勢を見せています。
中央日報の「東京のある消息筋」と台湾国際放送の外交部の発言では、どちらが信憑性が高いかは、火を見るよりも明らかです。
韓国がここまでヒステリックに反応するのには、日韓対立並みに、韓国と台湾の対立も根深いものがあるからです。
台湾南部のカオション市議会は、姉妹都市のプサン市と絶縁を決め台湾で脱韓国運動が行われ、韓国料理店が閉店するなど、日韓以上の軋轢があります。
野球の国際大会でも乱闘騒ぎが起きるなど、官民問わずいいイメージを持っていないようです。
また、日本が入国緩和を検討しているのは、ブルネイ、ミャンマー、マレーシア、シンガポール、カンボジア、ラオス、モンゴル、中国、韓国、台湾であり、中韓にとって微妙な関係性の国々が多く含まれています。
このチョイスに、防疫、経済的観点以上の意図があるのかは分りませんが、ここで言われているような忖度ではなく、単純に感染症の状況を踏まえての判断でしょう。
日本も韓国も、感染症の拡大状況は予断を許さない状況が続いており、人的交流の再開には柔軟な対応が求められますが、その度に韓国メディアが騒ぎ立てることを考えると日韓対立の改善はまだまだ先になりそうです。
それでは、この記事に対する反響をポッチー君に教えてもらいましょう。

アシスタントのポッチーです！それでは、この記事に対する反響なのですが…まあ、予想通り「安部は入国禁止を続けろ」や「日本には行かない」といったように、日本が感情に任せて入国緩和を決めているという考えの意見が多いですね。
一部では「慎重な判断は当たり前」といった冷静な意見もありますし、感染症第2波の最中で、安易な行動を戒める意見も見られます。
しかし、残念なことに、感情だけで判断しているのが殆どなのは間違いないようです。

ポッチー君ありがとうございました。
といったように、韓国国内ではやはり、安部首相を皮肉る声で溢れています。
一部ではこれだけ文政権が反日強硬政策を続けてきたためという諦めの声や、台湾の防疫対応を評価して、この対応は当然といった現状を把握した声も見られます。
しかし、韓国メディアがこのような日韓対立を煽り、日韓の人的交流の再開が遠ざかるというのは、決して韓国経済にとってもプラスとは言えないでしょう。
そもそも、韓国政府が中国と手を組んでまで必死に緩和を求めてきたように、半導体材料などにおいても、日本企業に大きく依存している現状から、企業のほとんどは、ビジネス目的の日本の規制緩和を必要としています。
それだというのに、またもや安易な反日で経済回復を妨げることになりかねない、このヒステリックな報道は、一体どういう神経で行われているのでしょうか？

自ら望んでいる結果を自ら遠ざけようとする行為は何時まで経っても理解できません。