サムスン電子の本音がポロリ、輸出管理で日本の高品質フッ化水素の重要性を再確認【世界情勢】

『サムスン電子の本音がポロリ高品質素材の重要性を再確認』

あちらのネット掲示板で紹介されていた記事なのですが、サムスンの発言を紹介しており、あちらの国民たちは、素材の国産化に対して、サムスンが認めていると盛り上がっていますが、この発言内容とサムスンの動きを比較して見ていると、別の意味に見えてきます。

サムスン電子「半導体必須素材の国産化進行中」

「半導体技術とともに工程材料も発展することを覚えておいてほしい」サムスン電子が日本の輸出規制1年を迎え、輸出規制3大品目のひとつであるフッ化水素を「半導体工程必須素材」として紹介し、その重要性を新たに強調した。
サムスン電子は7日、半導体事業部門の公式ブログでフッ化水素を「半導体工程に欠かせない材料、最近の輸入問題でその重要性をもう一度確認した」と紹介し、フッ化水素の特性と半導体工程における役割を説明した。
サムスン電子は「半導体の性能を担うフッ化水素、輸入だけに依存していたフッ化水素の国産化が最近進められている」とし「半導体技術とともに半導体工程に使用されている材料も一緒に発展していることを覚えてほしい」と付け加えた。
日本は1年前、韓国向け輸出品目のうち、半導体製造工程の必須素材であるフッ化水素、フォトレジスト、フルオリンポリイミド、3種を別途の輸出許可が必要な規制対象に指定した。
このため、当時韓国の半導体企業がサプライチェーンリスクを経験し、その後、政府支援を通じた国産化、サプライチェーン多角化戦略が進められている。

【これに対する私の見解】

ポッチ―

あちらの国民の間では、この内容を見て「サムスンが韓国のj国産化を認めた！」と捉えてますが、これは日本の高品質な素材が必要だという事を訴えているように見えるんですよね。
確かにサムスンは紹介された記事で国産化については言及してますが、僕はこの発言に対して「国産化しても純度不足」としか聞こえてきません。

何故かというと「使用されている材料も一緒に発展している」とサムスンの発言が有りますが、これは、『国産化を進めているが、必要な素材も進化しているので、韓国の技術力ではまだここまで到達しておらず、高品質の最先端を行く日本の物が必要』この様にしか見えてこないんですよね～、サムスン自身も輸出管理開始当初に来日して、素材の供給網を確保する為に必死に動いていましたね。