『文大統領演説を金与正氏が非難!
「ムカムカする」と一触即発ムード』
6月16日の北朝鮮による南北共同事務所の爆破に引き続き、軍事行動を推し進める北朝鮮、
文在寅大統領が行った演説に対してキム・ヨジョン氏は「心の奥底がムカムカする」と語り、
嫌悪感が禁じ得ないと強烈な非難の言葉を語っています。
金与正、文大統領の提案に「嫌悪感」…特使派遣を提案も拒否
ケソン工業団地の南北共同連絡事務所の爆破を予告して3日後に実行した
キム・ヨジョン朝鮮労働党第1副部長は、爆破翌日「南北が一緒に突破口を探そう」という
文在寅大統領の提案を正面から拒否し、「嫌悪感を禁じえない」と猛非難した。
キム第1副部長は17日、「恥知らずな口車を聞いて腹が立つ」というタイトルの談話を通じて、
「北南関係が取り返しのつかない最悪の破局に駆け上がっている中で、
南朝鮮当局者は最終的に沈黙を破った」とし
「去る15日、大統領府首席秘書官と補佐官会議と「6.15宣言20周年記念行事」の映像メッセージ
というものを通じて、連続で二度もくどい演説をした。」と述べました。
キム第1副部長が談話で言及した「南朝鮮当局者」とは文大統領を意味する。
キム第1副部長は、「2000年6・15共同宣言への署名時、南側当局者が身に着けていた
ネクタイまで借り結び、2018年にパンムンジョム宣言の際に使用した円卓の前に出て、
象徴性と意味はいつものように努めて付与したというその内容を見返すと、
嫌悪感を禁じ得ない」と攻撃した。
続いてキム第1副部長は、「仮にも「大統領」の演説であるが、民族の前で責務と意志、
現事態収拾の方向と対策を見つけようとしても見つけられず、
自己弁明と責任回避、根深い事大主義で綴られた南朝鮮当局者の話を聞くと、
私も知らないうちに心の奥底がムカムカするのを感じた」と非難した。
また、「厳重な現事態が、くずたちの反共和国ビラ散布妄動と、
それを黙認した南朝鮮(韓国)当局のために招かれたことは、誰もが知っている事実だ」ともすれば、
南朝鮮当局者の今回の演説は、当然、それに対する謝罪と反省、
再発防止に対する確固たる誓いがなければならない。」と主張した。
【この記事に対する私の見解】
さて、文大統領のこれまでの北朝鮮に対する低姿勢な態度では朝鮮半島の南北問題は、
何の進展もしないということがはっきりとした現在、
怒髪天をつくような憤怒の言葉で罵る北朝鮮のキム・ヨジョン氏のいいなりに、
文大統領は甘んじるのか、それとも方針を180度転換して強硬姿勢に変わるのかは、
文大統領しか知り得ませんが、しかし、韓国の総選挙で大勝した政権与党は、
今も尚、北朝鮮におもねる法案の数々を国会に提出しているようです。
北朝鮮ウォッチャーは北朝鮮の一連の行動は経済的に大変厳しい状態で、
韓国から援助を引き出したいとの意見が多いですが、果たしてそれだけのことなのでしょうか。
結局、口だけで、何にもできない文大統領には北朝鮮は最早見切りをつけてしまっており、
米国大統領選挙まで北朝鮮は韓国を挑発し続けて、それが止むことはないと見る意見あります。
もとより、北朝鮮は米国しか見ていないきらいがありますが、
北朝鮮で何やら隠しようもない出来事が起きていて、それから北朝鮮の市民の目を逸らすために、
キム・ヨジョン氏は率先して韓国を激烈な言葉で罵倒しているのではないかとも考えられます。
それは、兄のキム・ジョンウン委員長の動静が全く伝えられないからです。
もうキム・ジョンウン委員長は死亡しているのではないかと見る意見も多くて、
あるいはそれをひた隠すために、北朝鮮の市民に対して団結を強要するため
キム・ヨジョン氏は罵詈雑言を、韓国に浴びせているとも考えられます。
結局、北朝鮮ウォッチャーの見方を簡単にいえば、それは物乞いのそれと何ら変わりなく、
北朝鮮がそこまで自らを卑賤(ひせん)するかといえば、それはプライドが高い北朝鮮にとっては
屈辱でしかなく、簡単に物乞い行為に一連の北朝鮮の挑発行動が集約されるのは、
余りに北朝鮮を見くびっているのではないかとも考えられないでしょうか。
誤解を招く言い方かもしれませんが、北朝鮮はそんな柔な国ではありません。
それを一番よく知っているのは韓国自身ではないでしょうか?
北朝鮮は物事を推し進めるためには手段は選ばない狡猾極まりない国です。
その北朝鮮がたかが北朝鮮ウォッチャーが見破れるようなことをするのでしょうか。
そこは多いに疑問の余地があると言わざるを得ません。
巧妙狡猾な北朝鮮の一連の行動には簡単に見破れない意図が隠されているとしか思えません。
では、それはなんなのかというと、北朝鮮が外国に隠匿しなければならないものに違いありません。
すると、やはり、動静が全く漏れ聞こえなくなったキム・ジョンウン委員長のことと思われます。
とすると、キム・ジョンウン委員長の後継者としての地固めを
キム・ヨジョン氏が行っていると考えると辻褄が合います。
キム・ヨジョン氏の権力の掌握が完了した時点で、
キム・ジョンウン委員長の死が発表されるかもしれません。
それまでは、キム・ヨジョン氏は脇目も触れずに一目散に権力の中枢に駆け上るために、
手段を選ばずに何でもやるに違いないと思えてなりません。
少しでも北朝鮮の意図を見誤ると韓国は痛い目に遭うことになるでしょう。
キム・ヨジョン氏の豹変はキム・イルソン氏の血を引くものの定めなのです。
■この記事に対する韓国国民のコメント
・文在寅よ、これでも北朝鮮を擁護するつもりですか?
・まだ説得とか言っている政権が恥ずかしい
・必死に取りつくろう姿は見ていてとても見苦しい
・キム・ヨジョンが嫌い、しかし、それより文在寅が嫌いだ
・北朝鮮を応援する日が来るなんて…
・今までの大統領だったら、屈服することもなかっただろう
・この際、南北関係を壊すしかないだろう
・キム・ジョンウンは本当に存命なのだろうか?
・これまでの平和は偽りであり虚像だった
・決着をつけろ!私は両方に嫌悪感だ
【これに対する私の見解】
コメントを見ると文大統領を批判するものや、キム・ヨジョン氏に対する嫌悪を吐露するものなど、
どこか他人事として捉えていると思えてならないのは気のせいでしょうか?
最早手段を選んでいる余裕などないキム・ヨジョン氏が狡猾に謀略を巡らし戦端が開かれたなら、
被害を受けるのは一般市民であり、最もしわ寄せがくるのは社会的弱者です。
ネットで政権批判をしているようなコメントをしている場合ではなく、
韓国はもっと緊迫感を持って考えと行動をするべきです。
更にいえば、北朝鮮と戦争しても勝てると、たかを括っているその根拠はどこから来るのでしょうか?
北朝鮮の背後には中国とロシアがいるのをお得意のご都合主義で忘れているのでしょうか?
それらと対峙しなければならない時を考えると、
韓国は在韓米軍の価値を見直さないといけませんね。
最早、北朝鮮との対話路線は
道が閉ざされたと見た方が
韓国の身のためではないでしょうか。
キム・ヨジョン氏の罵倒する姿を見ていると、
何が起きてもおかしくないと思いますね。
続きは動画で…