韓国人が語る日本が韓国には手を出せない理由とは…輸出管理続けると日本が打撃？【世界情勢】

これまでは日本が輸出管理を撤廃しないことに苛立ちを見せていましたが、
政府の教えが浸透したようで、本格的な「脱日本論」を唱え始めました。
半導体材料に関しては、国産化に成功したので影響が少なかったのではなく、
現在なんとか持ちこたえているのは、管理強化決定後にサムスンなどの大企業が
日本のメーカーと協議するためにいち早く来日するなど、
国家間の抗争を超えた行動があってこその状態だということを
知っている韓国国民は少ないのでしょう。
韓国国内におけるフッ化水素などを作るための化学工場は、文大統領の過去の抗議活動により
事実上、新規の建設が難しくなっていることを理解していないことも大きいのかもしれません。
そして、サムスンなどは既に問題なくフッ化水素などを輸入できているように見えていますが、
日本から輸出される高純度の物に関しては、依然として、不足しているようです。
日本産以外のフッ化水素は高度な実用には耐えうる品質ではないため
結局は煩雑な手続きを踏んででも欲しい、というのが本音でしょう。
そして何より、韓国政府がここまで輸出管理にこだわり、日本へ噛み付いてくるのは
韓国経済界がこの輸出管理によって苦しんでいるからではありません。
上記の通り、多くの企業は国際情勢などは差し置いた、
ビジネスライクな関係にあり、文政権の反日プロパガンダなどは大した問題ではないのです。
韓国政府が必死になるのは、北朝鮮やイラクへの瀬取り行為に
支障が出てしまうから、というのが大きな要因となっているのではないでしょうか？
核兵器の製造には、高純度のフッ化水素が必要不可欠ですから、
核開発を目論むこれらの2国に頭の上がらない文政権は必死になっているのでしょう。
また、金融制裁が韓国にとって、全く問題にならないというのは完全に間違った認識です。
日本の対韓投資や日系銀行から調達した資金は
最大で52兆9000億ウォンに上ると韓国メディアも報じています。
このうち韓国の銀行と、クレジットカード会社などの「与信専門金融業」は、
日本の銀行またはその韓国支店からの融資と外国債券が17兆ウォンに上ります。
低金利の日本の資金を調達して、融資など韓国での営業の財源に活用してきたようです。
日韓関係の悪化を受けると、韓国の銀行やクレジットカード会社なども
慌てて日本から資金を調達しており、その金額は148億2000万ドル、約1兆6000億円に上り、
韓国金融機関がいかに金融制裁を戦々恐々としているかが伝わってきます。
といったように、多くの韓国人は日韓関係が悪化しても、
問題なく生活できているのは、板挟みになっている韓国企業が必死に対策をして、
なんとか流動性を確保している賜物だということに気づいていないことがよくわかります。
金融制裁までくるとかなり厳しい展開にはなりますが、
企業間のパイプがある限りは、経済的に大きな報復に出ることは考え難いのではないでしょうか。
韓国経済全体の低迷は決して日本のせいではなく、
韓国国内の様々な規制と中国の台頭が大きな要因ですが、自身の課した規制を決して撤廃せず、
根っからの親中派の文政権はそれを認めるわけにはいきません。
日本をスケープゴートにして国内批判を凌ごうという、
一種のパフォーマンスの可能性が高いということも理解したうえで、
韓国の反日過熱は決して取り合わない、という姿勢が重要になってきそうです。

といったように韓国内でもこれを受けて強気なコメントが多く見られます。
また文政権の狙い通りに、報復的な輸出管理だと認識している韓国人が多いのも気になります。
はっきり言って、この輸出管理によって日韓企業に生じた影響よりも、
文政権の反日プロパガンダに発狂した韓国の一般人が行なっている日本不買運動の方が、
BtoCを重視する日韓両国の小売業や旅行業、航空業に大きな影響が出たと言っていいでしょう。
日本企業は、もともと韓国市場に大きな利益を期待していませんし
韓国撤退をすればいいだけですが、そこに雇われていた
韓国人従業員や関連する韓国企業は悲惨な状況となっております。
大韓航空がゾンビ企業と化したのも反日感情による
日韓線の激減が大きく影響したと言われていますし、
内需の見込めない韓国市場にとって反日感情は、
今後も大きな支障となってくることは避けられないでしょう。

韓国企業を疲弊させているのは、
日本ではなく文政権だと気付かないと
今後も回復は見込めませんよ…