韓国のK防疫は世界を変える!…とは何だったのか?第2波の勢い止まらず【世界情勢】

韓国のK防疫は世界を変える!…とは何だったのか?第2波の勢い止まらず【世界情勢】

『韓国のK防疫とは何だったのか?
第2波の勢い止まらず』

世界に「K防疫」を自慢していた韓国ですが、ここにきて感染爆発第二波に歯止めがかかりません。
経済の再生も急がれる中、再始動して直に躓くことになった状況を打破することはできるのでしょうか?
防疫の成果を評価していた韓国国民からは不満の声も上がっています…

コロナ19新規感染者51人増え…首都圏42人

韓国内の感染症確診者が昨日51人増加した。
首都圏の宗教小グループに続き、訪問販売業者からの集団感染が続き、
新規確診者51人のうち42人が首都圏で発生しました。
中央防疫対策本部は、今日(6日)0時基準、感染症地域感染事例は43件、
海外流入事例は、8件増えたと明らかにした。
新規確診者は、ソウルで23人、キョンギ8人、インチョン11人、
カンウォン、チュンナム、キョンプク、キョンナムでそれぞれ1人ずつと
入国検疫過程で5人が確診判定を受けました。

新規確診者数は、首都圏の宗教小グループなどの集団感染の影響で、
1日に35人、2日38人、3日49人、4日39人、5日39人と、連日30~40人台となっていましたが、
訪問販売業者で感染が拡大したことから、今日は50人台に増えました。
健康用品を販売している「リッチウェイ」では、今月2日、70代の男性が最初の確診判定を受けた後、
確診者が相次ぎ、今日午前0時基準で34人の確診者が確認されました。
このうち73%に当たる25人が高齢者であることが分かっています。

国内累積感染者1万1719人のうち、海外の流入の事例は1288人と集計されました。
昨日は死者が出ておらず、現在までに感染症国内患者273人が死亡、致死率は2.33%で示しています。
現在、915人が隔離治療を受けています。
昨日25人が完治判定を受けて隔離解除され、
現在まで確診者の89.9%に当たる1万531人が隔離解除されました。

【この記事に対する私の見解】

報道 探
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といったように、これまで韓国政府は徹底的な監視体制を強化することで、感染の拡大を一度は抑えることができたわけですが、その方法は感染者のスマホやクレジットカードの使用履歴、監視カメラなどの情報が利用され、感染者が晒し挙げられるような過酷な規制と監視によるものでした。
今回、集団感染が発生し、感染第2波のきっかけとなってしまったイテウォンのクラブの一部は同性愛者向けの店であると知られたことから、利用客たちが名乗り出ず、検査も受けておらず、規制と監視による押さえ込みが困難となってしまいました。
韓国は世界有数のキャッシュレス社会ですが、こうした夜の街では、現金決済が根強く残っていることも利用者特定を難しくしています。
韓国では性的マイノリティーに対する偏見が強いので、ただでさえ同性愛者であることがわかると差別や非難の標的になりやすいと言われています。
それにこの感染症が加われば、家族や職場にまで影響が出ることを危惧して、より感染者や濃厚接触者が、姿をくらますようになってしまいました。
他にも、プチョンの物流センターの場合は、パートやアルバイトを増やしたにも関わらず感染防止対策がお粗末だったことが集団感染の原因となりました。
感染防止のために外出の自粛や在宅勤務が奨励された影響で、インターネットショッピングや通販の利用者が増え、物流センターの業務量は急増しました。
その結果が「3密」の環境を引き起こし、なおかつ感染防止対策も不徹底だったことが発覚。
従業員がマスクを着用しなくても管理者は注意をせず、休憩中は食堂でも密集して食事をしていたようです。
韓国国民は現在、「気の緩み」と「自粛疲れ」により、以前ほどの厳格な対応ができなくなってきています。
この背景には韓国の自粛期間の長さが関係しているようです。
中国と、日本以上に密接な関係にある韓国は、中国からの入国者の数が多かったうえに、2月中旬に新興宗教団体「新天地イエス教会」における集団感染が発生し、それ以降、国民は長期に渡って厳しい監視下に置かれるようになりました。
感染者が減り始めた4月下旬以降は、韓国政府が「K防疫」の成果を海外に発信し続け、韓国国内では新型感染症を克服したという達成感と安堵感が広がりました。
それによって一気に緩んだ韓国人の防疫意識を、もう一度以前の基準にまで取り戻すことは難しいというのが現状のようです。
また、長期間に及んだ自粛により、韓国経済はかなり疲弊しています。
少しでも内需を活性化させるためにも、経済活動をこれ以上止めることはできない、そういった意見が出始めていることも、感染症の押さえ込みをより難しくしています。
ビジネスチャンスかのように思えた、「K防疫」が失敗に終わったことによる落胆の声も多く、希望を失った停滞ムードが、韓国経済の低迷に拍車をかけています。
何より、アメリカや香港など、世界中で人権運動が活発化している中、自宅隔離中の感染者に性犯罪者に着ける、監視腕輪を装着することを強行採決するなど防疫のためにどこまで人権を侵害するのか?といった反対の声も増え始め、防疫に関しては強いリーダーシップを持っていた文政権の潮目が変わってきています。
選挙終了後、慰安婦関連のスキャンダル発覚や、不正選挙疑惑、経済政策の失敗など化けの皮が剥がれ始めた文政権ですが、一度は成功した「支持率の防疫バブル」を取り戻すことはできるのか?注視していく必要がありそうです。

■この記事に対する韓国国民のコメント

ムンさん
ムンさん

・確実に3週間、重要機関を除いて全国でシャットダウンしましょう
・マスクをつけてない人があまりにも多い
・再び社会的距離を置くべきです
・政府は防疫を放棄したようだ
・いつまでこのような監禁状態で暮らさなければならないのか?
・確診者が50人ずつ出ているのに学校を始業させるのか…
・ユ・ウネの夫が給食関連の仕事をしているので、登校を止めることはできません
・ユ・ウネは感染者が50人を超えたら登校を延期すると言ってなかったか?
・K防疫だとか抜かして自慢していたくせに…もう取り消せ!恥ずかしいわ
・来年にワクチンが開発されるまでこの状態が続くだろう

【これに対する私の見解】

報道 探
報道 探

といったように、韓国国内では、より強固な自粛を再開するべきだ!という声が多く見られますが
やはり、窮屈な自粛に疲れを感じているコメントも見られます。
そんな中で、文政権は中国とのビジネス目的での人的交流を再開するなどしており
これが感染拡大のきっかけとなれば、批判は避けられないでしょう。
経済回復の出口が見えない中、強固な自粛を行うことはリスクも伴いますから
理想と現実の狭間で多くの韓国国民が動揺している状態です。
また、世界に「K防疫」をアピールしたいがあまり、
思い切った自粛解除に踏み切った文政権への失望のコメントも見られます。
慎重な姿勢を維持し、緩やかな自粛の緩和をすればよかったものの
韓国人特有の見栄っ張りな部分が、悪い方向へ出てしまいました。
選挙前と違い、防疫に関する方向性が固まらず、
様々な情報や意見に翻弄され、リーダーシップを失い始めている文政権。
経済と外交は完全にいいところが見せられていない今
防疫でなんとか挽回したいところでしょうが、前途多難になりそうです。

報道 探
報道 探

K防疫!K防疫!と持ち上げまくっただけに、
この感染爆発第二波は、
韓国国民にとって大きな衝撃になりそうですね。

続きは動画で…

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