韓国政府が防衛費交渉で米国妥協と勝利宣言！？米国政府はそんなこと一言も言ってないと否定…韓国人「大統領選挙を意識して勇み足」【世界情勢】

というように、以前、韓国側の交渉チームを率いるＳＭＡのチョン代表が
「最後の段階に来ている。近い将来、最終妥結すると期待している」と言った
わずか数日で「まだ合意に達していない」に変わりました。
高官級、つまり外交首長クラスの康京和長官と
マイク・ポンペオ米国務長官との会談でも暗雲が立ち込めていたようです。
その状況下で、韓国政府の発表したこの前のめりの発表を受けて、
２日にはロバート・エイブラムス在韓米軍司令官が、自身のツイッターで、
他のユーザーが韓国を揶揄した、「キムチの汁を飲む
（『捕らぬ狸の皮算用』という意味の韓国のことわざ）」
という文章が書かれた写真をリツイートしました。
その写真には「キムチの汁を飲む」は
「卵が孵化する前に鶏を数える」という説明が加えられていました。
これがネットユーザーの間で、韓国政府の早期妥結への期待は
キムチの汁を飲むようなことだと嘲弄したと話題になったのを受け、
在韓米軍関係者は「司令官が韓国語を勉強しながら身につけた表現を書いただけで、
韓米懸案に結び付けるなら困る」と説明していますが、どう考えても意図は明らかです。
エイブラムス司令官がこれまで、ツイッターにこのような形で
韓国語の勉強表現を掲載したことはないですし、
わざわざこの米韓関係がセンシティブな時期に、
このようなことを無意識に書くような大人はいないでしょう。
アメリカ側の対応は徹底して冷ややかであるのにも関わらず、
文政権は、1日午前にも青瓦台や外交部の気流は合意の方に傾いている状況にあり、
文在寅大統領とトランプ米大統領が電話会談を行って
感染症の対応に協力することにした後、交渉が加速化したという発表をしています。
実際のところは、当時の電話会談では防衛費に関する議論は全くなかったのにも関わらず、
この調子なのですから呆れて物も言えません。
トランプ政権は一貫して、交渉初期の防衛費分担金を今の5倍に当たる
50億ドル（約5370憶円）までの引き上げを要求しています。
実務交渉チームが調整した金額を聞き入れるつもりはなさそうです。
こういった、アメリカの指導者が全く同意の気配を見せない中で
「首脳間電話会談」まで取り上げて、政府の力があるように国を挙げて報道したのです。
先日も、韓国企業の診断キットが米韓首脳間電話会談を機に、
あたかも事前承認を得てアメリカ市場で販売が可能になったかのように報道資料を出して、
自身の功績をアピールしようとしていました。
総選挙の為に、不審感が強まった国民に対する政府の印象を良くしようと必死です。
このようなアピールをすることが、かえって自国を貶めていることに
気づけないというのが韓国政府の悲しいところで、国民も嘆いているようです。

このように、韓国国民の大半はこうした文政権が見せつけるアピールに
慣れてきてしまっている一面もあるようです。
通貨スワップが為替スワップ、フッ化水素のニュースも詳細は音沙汰なし、
それに加えて今回の防衛費交渉の嘘ですから、もはやヌカ喜びする気力もないでしょう。
文政権としては、これも選挙対策で自身の功績をアピールすることで
支持率をあげたいのでしょうが、これではまともな国民は離れているばかりです。
これまでの中国寄りの政策が大失敗だったのを受けて、
今度はアメリカとの友好をアピールしたいという思惑も透けて見えます。
これで文政権がまた当選するようなことがあれば、
あの程度の真偽も見抜けない国民が大半の国というわけです。
この混乱の中行われる選挙で、韓国国民全員のリテラシーが試されます。

まさにオオカミ少年とでもいいましょうか…
こんなことしていたら、逆効果だというのが
わからないのでしょうかね？