『韓国与野党で大激論!「海底トンネルは親日政策」』
日本ではほとんど話題になりませんが、韓国では日韓を結ぶ「海底トンネル」案が再浮上しています。
様々な利益があるとして韓国南部から日本の対馬を経由し、日本の本州までたどり着く構想ですが、日本ではさほど重要視されていない話題に、韓国国内のみで議論が盛り上がっているようです。
与党、原発反論に親日攻勢か「キム·ジョンイン海底トンネルが利敵行為」
さらに民主党は2日、国民の力が「北朝鮮原発建設推進疑惑」を提起し、韓日海底トンネル公約を提示したことに対し「北風狩りに親日だ」と非難を浴びせた。
イ·ナクヨン代表はこの日、国会交渉団体代表演説で原発疑惑と関連し「野党第一党の指導者たちが黙過できない攻撃を大統領に加えた」とし「古い北風工作で国民を惑わそうとする国民冒涜を終わらせよう」と非難した。
ホン·イクピョ政策委議長はKBSラジオで「北朝鮮原発内容が含まれた資産部の報告書のタイトルの下に『政府の公式立場ではない』となっている」とし「これを見ても利敵行為だ、ゲートがあるというように話すのは嘘であり、政治攻勢だ」と述べた。
党代表政務室長のキム·ヨンベ議員はフェイスブックに「北朝鮮の心臓を韓国型原発が躍らせる時、本当に平和が訪れる」というタイトルで2018年保守系メディア記事を共有し、「2018年春。
これも利敵行為なのか」と反論した。
キム·ナムグク議員はYTNラジオで「典型的な旧態工作政治」とし「国民の力のキム·ジョンイン非常対策委員長とチュ·ホヨン院内代表が明白に謝罪しなければならない事案」と主張した。
民主党はキム委員長が取り出した海底トンネルのアイデアに対しても「親日」構図を強調し、火力を注いだ。
チェ·インホ首席スポークスマンは書面論評で「韓日海底トンネルは日本の利益がより大きくなるという点で推進力を得られなかった親日的議題」とし「北風工作に海底トンネルまで国益を考慮せず選挙にだけ没頭する国民の力は誤った主張を撤回しろ」と明らかにした。
ホン政策委議長は「海底トンネルで韓国が得る収益が5なら、日本が得る収益は500以上になる」とし「これこそ金委員長が言う利敵行為に近い」と皮肉った。
チョン·チョンレ議員はtbsラジオで「日本の大陸進出の足場を築こうというのか」とし「このようなやり方では今回の補欠選挙で難しい。
韓日戦という話が出てくる」と皮肉った。
民主党は9日、釜山を訪れ、院内代表団-釜山市党連席会議を開き、「加徳(カドク)島新空港特別法」の2月の臨時国会処理の意志を重ねて表明する計画だ。
【この記事に対する私の見解】
まず、この日韓関係が最悪な時期にこんな話題で盛り上がれることに唖然としてしまいます。
文政権が急に親日転換したとされる中、野党もそれに乗っかっただけだと思います。
どちらにせよ、与野党共に、親日なのか反日なのか方針が滅茶苦茶ですね。
この「海底トンネル」案ですが、過去にも何度か話は上がってきていましたが、当時は反日路線だったこともあり、直ぐに話は聞かれなくなりましたが、ここにきて復活を遂げたわけですが、日本がどうこうというわけではなく、単純に経済の面で難しいという指摘がされ続けているようです。
記事で韓国野党は海底トンネルの建設において「金銭面で日本が韓国よりはるかに負担する」としているようですが、そもそも日本では全く耳にしない話題であり、韓国側の一方的な主張と見解だけで話を進められても困ります。
また「海底トンネルの雇用誘発効果が45万人」など、雇用面のアピールをしていますが、韓国側の都合しか話に上がっておらず、日本には話は通しているんでしょうか?こういった海底トンネルですが、前例としてイギリスとフランスをつなぐ「ユーロトンネル」があり、結果として色々成果はあったようです。
しかし、このユーロトンネルが成功した背景には、イギリスとフランスが戦時中、同じ連合軍側で戦ったことなどから関係が良好で、国同士をつなげることに国民の反発などが少なかったことがあります。
他にも、過去にいざこざがあったものの、現在は有効な関係を構築しているなど、少なくとも、国と国を直接結ぶ事業において、現在の信頼関係は必須です。
しかし、日本と韓国は、戦時中よりも現在の方が関係は悪化したのではないでしょうか?戦時から70年もたった現在において、当時の問題を掘り返している韓国が、海底トンネルなど友好的な話を持ち出すこと自体、驚き以外の何物でもありません。
このような自分だけの利益を前面に押し出した話し合いが行われている日韓トンネルの可能性は現時点では0と断言してもいいでしょう。
また韓国側の海底トンネルのルートは、日本の対馬を経由し日本本州に到達するそうです。
対馬を経由することからもこの海底トンネルを発端に、「対馬は韓国領土」などいいかねないという懸念も存在しています。
しかし、改めてこの海底トンネル案についてですが、韓国内では度々話されていますが日本のテレビやネットニュースでは、ほとんど取り上げられることがありません。
あくまで日本と韓国を結ぶトンネルなのに、韓国だけで一方的に交わされる議論に何か意味はあるのでしょうか?また仮に海底トンネル案を日本に持ちかけても、現状で相手してもらえないのは明白ですから尚更ですよね。
歴史問題や領土問題で迷惑をかけてくる国相手に、日本が多くの負担を受け持って相手国の利益の為に動く義理はありません。
まあ、「海底トンネル」とだけみれば日本にも利益となる点はおおいに考えられます。
日本はヨーロッパとのルートを確立させるべく、大陸とのトンネルをつくることには意欲的だった歴史があるぐらいですからね。
しかしそうだとしても、トンネルの権利が韓国にあるなどと言い出し、トンネルが隣接する地域で新たに問題が起こることが確実視される韓国相手にする話ではないという事だけはハッキリしています。
■この記事に対する反響のポイント
妄想政策で大揉め!国民正論も理解不能
それでは、この記事に対する反響なのですが…韓国ネット上では「海底トンネル案をだしたキム氏の失策だ」というような、海底トンネル策を親日的な物として批判する声もある一方で「韓日海底トンネルは日本が望んでいる、関係改善のためにも受け入れてあげればいいのでは」など、何故か日本から出てきた話となっているという、理解不能な声も見られます。
関係改善についてもですが、日本は特に発言はしていませんし、妄想だけで世界情勢を見ているのだとしたら、外交が滅茶苦茶なのも納得ですね。
どちらかと言えば、日本にすり寄る姿勢をアピールしているのは文大統領で、それに対いして怒りの声で溢れていたのは何だったのでしょうか?あちらの国民の声は、文政権の政策と同じで1日単位でコロコロ変わりますね。
これに対し日本ネット上では「海底トンネルとか日本じゃほとんど報道されてないんだけど」「韓国内でしか話されてない議題なのに日本がどうこうとか言うなよ」など韓国で交わされてる日韓海底トンネル案が一方的なものでしかないという意見が多数を占めました。
日本を政治の道具として利用を目論む韓国ですがうまくはいっていないようですね。
まさかの日韓海底トンネル案だったのか、韓国与野党間で意見が対立したようでした。
この案を日本に認知してほしいのでしょうかね。
続きは動画で…