まさかの異常事態！金正恩氏が経済失敗認める…韓国国内では文大統領の比較が開催！韓国メディアの当てつけか？【世界情勢】

それでは 記事を読んだ僕の感想ですが経済制裁、自然災害、感染症の三重苦に苦しむ北で遂に金委員長が経済の失敗に言及しました。
今までにない展開なだけに、韓国メディアでも大きく取り上げられていました。
おそらく世界中はおろか北の国内でもほぼ全員が薄々気づいていたと思いますが、いつもは見せかけの数字を出して、経済成長を遂げたとする金委員長が言及するあたり、北の経済は想像を遥かに超える勢いで悪化しているといえます。
まあ、よくよく読んでみれば金委員長はあくまで北の経済が失敗しているとしかいっておらず、自身の政策ミスは全くと言っていいほど触れていません。
「現場の幹部の処理」としているので、責任はこれぽっちも感じていないでしょうね。
自身の経済政策の失敗を、経済制裁や自然災害や感染症、人事といった外部要因になすりつけるために失敗に言及したとも考えられます。
それでも自身に都合の良いランキングを作っては、なおも韓国経済は死んでいないと戯言を繰り返す文大統領と比べるとまともに見えてしまいます。

さて北にとって一番長い期間経済の足かせとなっているのが経済制裁ですが、その中でも特に大きいのがケソン工業団地の操業停止です。
2016年に北が弾道ミサイルを発射したことを受け、当時のパク大統領はケソン工業団地を封鎖しました。
そのことによって、ただでさえ外貨獲得が難しい北にとってのドル箱事業を失い、ハノイ会談の際は飛行機を買うことも借りることもできず、鉄道で2日半かけて移動する有様でした。
にも拘わらず北はケソン工業団地の再開にあまり乗り気ではありません。
というのも北はケソン工業団地の封鎖後、なんと残されていた資材や車両を無断で持ち出して自分たちのものとしていたからです。
北は設備さえあれば後は自分たちでできると言わんばかりに、2017年には大胆不敵にもこっそり工場を再稼働させました。
そのような動きを監視するためにもケソンに南北共同連絡事務所が作られたのですが、皆さんもご存じの通り昨年6月に爆破されたので、今、ケソンを監視する存在はありません。
まあ工場を接収して使うのは勝手ですが、首都の平壌（ピョンヤン）ですら停電が相次ぐほどの北に、それを使いこなすだけの電力があるとは思えません。

このように北はケソン工業団地を半ば接収しており、韓国の言う再開などもってのほかと考えています。
にも拘らず文大統領はケソン工業団地を南北融和のシンボルと捉えており、毎年の新年の祝辞で言及するのが恒例となっています。
昨年文大統領は南北共同事務所が爆破されるなど、散々北から袖にされてきましたが、もし今年も言及するのなら、文大統領の頭には経済だけでなく外交面でもお花畑が咲き誇っており、まともな政治は到底無理でしょうね。
今回、韓国メディアがこの話題を取り扱った側面には、独裁国家の北ですら失敗を認めれるのにという当てつけが感じられます。

それでは、この記事に対する反響なのですが…「君のやるべきことは更なる核ミサイルの開発でなく、国を豊かにすることですよ！」「正しい意見を言える人から始末されて、完全イエスマンしか残ってないんだろう」といったように、韓国国内では北の現状に呆れる声が上がっています。
文大統領も最近は独裁が目立っているとはいえ、北のそれとは比べ物になりません。
文大統領はそんな国と一つになりたいと心の底から考えてるのですから国民はドン引きです。
また「三重苦だと？我が七放世代の方が４つも苦しみがあるから我慢しろ！」「素直に反省できるだけ文在寅よりはましだ」「北でさえ失敗を認識できるのに韓国はどうだ？」「韓国経済は回復するとか言ってた大統領は何処の国の人だったかな？」などといったように、責任を誰も取ろうとしない、韓国の経済政策よりはましという声も上がっています。
本来なら資本主義の韓国が、気まぐれで行われている北の経済政策に負けることはまずないですが、文大統領はそれ以下であると国民からは馬鹿にされているようですね。

どちらがましか？という話になっていますが、正直、どんぐりの背比べですよね…やはり元々1つの国なんだと再確認です。