韓国輸出が苦しい状況に、インドが不意打ちで反ダンピング関税を課す【世界情勢】

韓国輸出が苦しい状況に、インドが不意打ちで反ダンピング関税を課す【世界情勢】

『韓国輸出が苦しい状況に、インド反ダンピング関税を課す』

外交の失敗の多い文政権ですが、インドとの関係も悪化してきているようです。
忖度を続けてきた中国と北朝鮮の関係性も不安定になってしまった今、国際社会においてこの立ち位置は、外需特化の国としてはまずい状況なのでは?

インド、韓国を狙った輸入規制また手綱…6月だけで反ダンピング関税2件

今月に入り、インドが韓国向け輸入規制に拍車をかけていることが分かった。
29日の韓国貿易協会ニューデリー支部などによると、インドは韓国製品に対する反ダンピング関税を今月だけで2件課すことを決めた。
インド商務省は17日付で、韓国産ブリキに対し1トン当たり251ドルの反ダンピング関税を課すことにした。
23日には財務省が韓国産アルミニウムおよび亜鉛コーティング平板製品など鉄鋼製品4種に対し、1トン当たり14-57ドルの暫定反ダンピング関税を課すと明らかにした。
韓国は昨年インドに4,500万ドル(約48億円)相当のブリキを輸出しており、他の鉄鋼製品の昨年の輸出規模は7億8千万ドル(約842億円)である。

インドは今年4月以降だけで韓国に関連する輸入規制調査を3件開始した。
インドが韓国を対象に調査中の反ダンピング関税事案は現在8件だが、このうち3件が今年4月以降に出たものだ。
輸入規制措置は大きく反ダンピング、相殺関税、セーフガードに分けられる。
反ダンピングとは、ダンピング商品に高率の関税を課すことをいい、セーフガードは緊急輸入制限措置を意味する。
相殺関税は、輸出国が特定産業に奨励金や補助金を支給して価格競争力を高めた場合、輸入国が当該商品に補助金額だけ関税を課すことを意味する。

インドが韓国に賦課したこのような輸入規制は現在計32件だ。
インドは、中国に100件以上の輸入規制を実施しており、韓国は中国に次いで2位を記録している。
インドは2014年にナレンドラ・モディ政権発足後、「メイク・インディア」を掲げた製造業育成政策を導入して、全般的に輸入規制を強化してきた。
特に最近は、感染症抑制関連封鎖措置で経済に大きな打撃が生じたため、自国産業の保護にさらに力を入れている。
インド商務省によるとインドは2018~2019会計年度(毎年4月開始)の韓国との貿易が120億5千万ドル(約1兆3千億円)の赤字を記録している。

【この記事に対する私の見解】

報道 探
報道 探

といったように、インドが韓国に対し厳しい対応を取ったことに対し、いきなりのことだったので韓国国内で衝撃が広がっているようです。
かねてより、インドや東南アジアの発展途上国に対する韓国の対応は批判を集めてきましたが、ここ数年で経済大国に成長したインドに、思わぬ仕返しを受けた形となりました。
ラオスでの韓国企業の杜撰な工事による決壊事故でも、十分な補償が行われたとはいえませんし、フィリピンなどに「再利用可能なプラスチック」と称して、自国で処分しきれなかった生活ゴミを大量投棄し、フィリピン側が強く抗議してもほんの一部のゴミを引き上げて無かったことにしようとする韓国の対応に不満が高まっていると言われています。
インドでも東部ビシャカパトナムにある韓国LG系の化学工場で有毒ガスが漏れ、1000人超がガスの影響を受けたと言われており、不信感は高まっています。
実際に、インドで韓国の印象調査をすると、韓国にいい印象を持っているインド人は、わずか28%と経済的な結びつきがあるのにも関わらず、決して良好な関係を保っているとは言えないようです。
今回、韓国に厳しい関税を課した背景には、このような国民感情だけでなく、発展途上国全般に蔓延する韓国への不信が表面化した結果となりました。
また、米中対立の最中で、インドは明確に中国をシャットダウンする姿勢を見せているのも中国との関係を維持したい韓国にとっては懸念材料です。
パンデミックや香港問題をめぐる米中間の対立が深刻化する中、インドとオーストラリアが安保分野での協力を強化していると言われており反中包囲網の形成にも積極的な態度を見せています。
オーストラリアもパンデミックの中国の責任を厳しく追及し、中国は自国民のオーストラリア旅行の自制など、貿易分野での報復措置を続けるなど対立が表面化していますがインドは、中国と国境係争地での軍事衝突が起こり、中国系アプリの使用を禁止するなど、さらに深刻な状況です。
インドとオーストラリアは米国・日本が中国牽制に力を入れている反中包囲網の核心となる国家であるだけに、今回のインドの、韓国への強気な対応は、中国へ忖度を続ける韓国への牽制球だという見方もできます。
事実、インドのモディ首相とオーストラリアのモリソン首相は4日、会談で、米国・日本と協力するという立場で意見が一致したと発表し、アジア諸国とアメリカの対中政策から、韓国は完全に外された形となっています。
日本国内でも対中強硬路線が強まっており、習近平国家主席の国賓訪問が無期限の延期となるなど中国とは距離を置いた外交姿勢が見られる中、韓国の文大統領はこのパンデミック状況でも積極的に習近平国家主席と電話会談を行い、年内の訪韓を約束するなど世界の動きとは逆行する振る舞いを見せています。
今後ますます、対中包囲網は強化されていくことが予想され、中国への忖度を続ける韓国には世界中から風当たりが強くなっていくことが予想されますが、果たして文政権は経済的な実利を捨ててでも、中国に味方するのでしょうか?

■この記事に対する反響のポイント

ムンさん
ムンさん

・インドに裏切られた?
・韓国の外交への不安
・親中路線への不安

報道 探
報道 探

それでは、この記事に対する反響なのですが…
あちらの国民の意見を見ていると、東南アジアを後進国と捉えている発言が目立ちますね。
「韓国を同レベルと考えている」といったように、このような規制をかけられる事にプライドを傷つけられているようで、「私たちがインドを育てたのに」と上から目線ですね。
また、政府の外交力に対する落胆の声も多く「世界中から仲間はずれにされる」といった今後の韓国の在り方を憂慮する意見もかなり目につきます。
また、世界中から親中国家と思われていることにも悪影響があると不安を見せいています。

【これに対する私の見解】

報道 探
報道 探

といったように、完全に東南アジアの国を軽く見てきた韓国にとって、このような仕打ちは大きくプライドを傷つけられ、怒り心頭な様子です。
一方で、文政権の親中政策によって、世界から孤立していることを指摘する声もあり、韓国国内でも、国際社会の声とは反対に、極端に中国に傾倒する文政権の外交姿勢を危惧する意見が出てきているようです。
国際社会の強い非難があったのにも関わらず、香港の国家安全法が成立したこともあり、ますます中国とそれを支持する国々への風当たりは強くなることは避けられない状況ですが、文政権は今の姿勢を変えないつもりなのでしょうか?
いよいよ外交が八方塞がりになってきた文政権ですが、強気なインドに対し、どのような反応を示すのか、注目が集まりそうです。

報道 探
報道 探

発展途上国だと軽んじて、不誠実な対応をしてきたツケが、この状況でのしかかってきたようですね。

続きは動画で…

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