韓国でワクチンパスポートの導入が検討されるも問題噴出！韓国人「そもそもワクチン接種がネックだ」【世界情勢】

記事によると韓国政府は、ワクチンパスポートの導入に前向きであり、ユン防疫班長によると、もうすでに議論は政府内で始まっている模様です。
ここで話題になっているワクチンパスポートですが、これはワクチンを接種したことがある人が、海外への渡航への制限を緩くするというものであり、ヨーロッパ諸国では大きな議論となっています。
これは、いち早く経済活動を再開できるなどといったメリットもありますが、デメリットも多く、多数の国が導入に二の足を踏んでいます。
と言うのも新型感染症のワクチンは、開発を始めてからの日数が浅いので、接種後の問題点についてはまだわからないことも多くあります。
その中でも危険なのが、もし既存のワクチンが効かない変異種が生まれた場合、余計に事態がややこしくなるからです。
実際に感染症の南アフリカ変異体はワクチンの効果が薄いと言われており、これが世界中に蔓延した日には、ワクチンパスポートはただの紙切れと化すでしょう。
さてワクチンパスポートですが、ユン班長こそまだわからないと否定しているものの、僕には韓国がこの路線で進むことは避けた方がいいのではないかと思います。
というのも韓国ではワクチン接種に対して、ヨーロッパ諸国と同じように文政権の頼りない実態からワクチン接種への不満が高まっています。
実際に、つい先日も輸送中のワクチンの温度管理の問題で、ワクチンの回収騒動が起きたところで、更に不信感は募っているでしょう。
そんな状況で、ワクチンパスポートなんてものを導入したら、韓国国内で接種をしていない人への風当たりが強くなり、下手をすれば暴動が起きかねないのではないでしょうか？またワクチンパスポートを導入するためには国民への接種が進んでいることが前提ですが、どうやらその方向でも要件を満たしていないようです。
というのも韓国の当初のスケジュールでは、6月までに医療関係者や高齢者の接種を済ませて7月から一般接種を始めるというものでしたが、接種状況などを見るととても間に合いそうにありません。
現時点で確実に韓国に入ってくるワクチンは約450万人分であり、医療関係者や高齢者に必要な分の1000万人分を大きく下回っているのです。
勿論これからワクチンを確保するという可能性は否定できませんが、全世界でワクチン確保競争が激化している中で、外交力に劣る韓国政府が手に入れられるとはとても思えません。
また450万人分中100万人分はアストラゼネカ社のワクチンであり、何やら接種後に問題が起こったというニュースも見かけました。
確かにワクチン接種は100％安全ではないので、それ自体に大きな問題性は感じませんでしたが、文政権は完全にレームダック化に進んでいますし、この問題は大きな足枷になると思います。

それでは、この記事に対する反響なのですが…韓国では「接種率を上げるよりも、まずはワクチンの確保だね」「文大統領がどのようにワクチンを入手したのかもきちんと報道したほうがいいです」「いくらワクチンを手に入れても、肝心の温度管理で失敗したら意味がない」などそれ以前にワクチン確保の問題が先と言わんばかりの声が上がっています。
文大統領は製薬会社からワクチンを契約した時点で、あたかも勝利したと捉えていましたが、国民が接種するまでが防疫政策であり、完全にいつ入ってくるかやどう輸送するかの視点が欠けています。
もっと言えば、感染症が収束しなければ意味がないのです。
一方日本では「日本を見下しておいて、問題が多発しまくっている状況はどう考えているんだ？」など、あれだけワクチン接種に自信満々で日本を煽っておいて、いざ接種が始まると、案の定混乱に一直線という姿に呆れているようです。
というよりも問題なのは、そんな状況が続いて感染症の収束が遅れる事です。
このままでは感染症の終息には、何時まで経っても到達できませんからね。

大学に入るのがゴールになっていて、入学したものの、留年や退学する人の話がありますが、韓国政府を見ていると、まさにこれが当てはまりますね。