『現代が労組を切り捨てる生産職60%が消滅』
環境汚染問題への感心が高まる中、自動車業界も大きな改革を迫られています。
そこで、救世主として電気自動車に世界がシフトしていき、技術開発が加速するでしょう。
しかし、自動車生産に関わっていた労働者た2021/02/03 22:35:17の構造改革が韓国では深刻な問題のようです。
“エンジンなき”電気自動車の逆襲…2030年に現代自動車の生産職60%が消える
この一年、世界は電気自動車時代に向かう期待で揺れた。
各国の政府と企業が先を争って未来車産業に対するバラ色の展望を出したが、未来車の登場と共に社会が直面することになる成長痛については十分に議論されていない。
自動車産業全般の構造調整と伝統的な労使関係の解体は、まだ未知の宿題として残っている。
このまま推移すれば、完成車工場の約半分は内燃機関車とともに徐々に歴史の中に消えることになる。
28日、現代自動車労使双方の説明を聞いてみると、現代自動車グループは内燃機関車のパワートレインに該当するE-GMP(エレクトリック・グローバル・モジュラープラットホーム)と電気自動車のPE(パワーエレクトロニクス)モジュールをすべて部品系列会社で生産することにした。
現代自動車グループの関係者は「E-GMP電気自動車パワートレインの場合、現代モービスと(グループ外の)別の部品企業を競争させて、原価を削減する方向に進むだろう」とし「現代自動車や起亜自動車は選択肢にない」と話した。
労組は崖っぷちに立たされた。
現在、現代自動車の工場の半分程は完成車の組立、残りの半分は主に内燃機関車のパワートレイン生産を担っている。
電気自動車の比重が増えるだけに、後者は次第に規模を減らさざるをえないわけだ。
これに対して労組は、昨年の団体交渉で電気自動車のPEモジュール物量を要求したが、会社は受け入れなかった。
最近は労組執行部もこれをあきらめる側に傾いている。
会社はこれを“工程改善”と呼んでいる。
【これに対する私の見解】
それでは 記事を読んだ僕の感想ですが世界の自動車産業は環境問題の観点から、電気自動車へとシフトしていく事になります。
しかし、その為には大きな構造改革が必要となるのは当たり前のことですが、元々労働組合の活動が活発というよりは、異常と言った方がしっくりハマる韓国は大変なようです。
今回も工場を停止しての抗議活動を行なっているようですが、今回は旗色が怪しそうです。
これまではストライキなどで、業務を止める事によって無理矢理交渉をしてきたようですが、現代側も“工程改善”という事で、未来を見据え、退職などに合わせて工程を削除するなどして、規模を減らしていく事を進めているようで、労組側も無理が通せなくなっているようです。
労組執行部も諦めムードで「状況に備えることができず、すでに手遅れ」との事です。
しかし、現代自動車の経営陣もしたたかに動いているようで、新規採用を減らし、定年退職者を契約社員にして安く労働力を確保しようとしています。
これまでの労働組合の無茶を飲んできた影響が大きく響いているという事もあるでしょうが、企業と労働者ともに「今の儲け」に注力しすぎているようです。
この感染症禍で新たな電気自動車産業のベースを構築することは難しいのではないでしょうか?
■僕の感想
何事も過ぎるは良くないです。
何より、ここまで労組のバランスを壊したのは文政権の政策ですがね。
続きは動画で…