『韓国企業は日本には追い付けない!次世代バッテリー技術差に絶望…』
リチウムイオンバッテリー車を超える次世代電気自動車として全固体電池車が注目されていますが、その分野のトップランナーはトヨタで、全固体電池の特許出願の約40%を占めるのに対してサムスンSDIはその数十分の1ということで、韓国のネット掲示板でこの差が話題になっていました。
全固体電は、日本が韓国より5年は先に進んだそうです
全固体電池は日本が韓国より5年進んで居ます。
トヨタは今、電気自動車を余り出していないが、それは、トヨタがリチウムイオンバッテリー車に懐疑的だからです。
トヨタが全固体電池研究は圧倒的なトップランナーだということはよく知られています。
2010年に初めてトヨタが硫化物系全固体バッテリー研究試作品を公開しましたが、その後、世界で全固体電池研究がトヨタに沿って本格的に始まり、トヨタはすでに他の国より研究を5~10年先んじて始めている。
そこで、全世界の全固体バッテリーの特許出願の40%ほどがトヨタであり、後発走者が特許逃れをしにくいようにトヨタが特許をたくさん申請したと言う。
アナリストたちの報告書を読んでみると、日本がバッテリー研究でもともと数十年間トップランナーだったが(リチウムイオン初の量産もソニーが行う)、韓国のバッテリーメーカーが2000年代からリチウムイオンバッテリーに浮上し、ソニーが没落したが、韓国はその後もリチウムイオンにのみこだわった反面、日本はリチウムイオンで韓国に押されるから全固体電池に集中した?韓国電子技術院次世代電池研究センター長も、マスコミに「日本が4~5年はリードしている」と発言しましたが残念です。
トヨタが来年、全固体バッテリーの試作品を発表し、2020年代初頭に量産すると明らかにした為、海外でも大騒ぎ…他のバッテリー完成車メーカーは全部早くて2025年から2030年が目標だと言いましたが、トヨタだけが世界中の全固体特許を40%保有し、まもなく量産が迫ってくる…。
【この記事に対する私の見解】
これまでトヨタは電気自動車を余り出してきませんでしたが、それはトヨタがリチウムイオンバッテリー車に懐疑的だったからです。
ところが、電気自動車EVの次世代基幹技術として本命視される全固体電池の実用化への動きがここに来て一気に加速しています。
言うまでもなく、その中心はトヨタの全固体電池ですが、三井金属などの関連素材の生産準備も含めて、日本政府も数千億円規模の支援を検討しています。
全固体電池のメリットは従来型の電池の電解質を固体にすることで、高いエネルギー密度と出力特性を確保し、長い後続距離や充電時間の短縮を可能にします。
例えば、現状のリチウムイオン電池のエネルギー密度は300Wh/L程度ですが、全固体電池は400~800Wh/L前後のエネルギー密度を達成できます。
エネルギー密度が高いほど同じ大きさでも高い容量の電池が実現できます。
トヨタが開発中の全固体電池搭載車の航続距離は、リチウムイオン電池を同じ条件で載せた場合に比べて、約2倍超の500キロの走行が可能になります。
もう1つのメリットは全固体電池は液体電解質を使わず、ショートを防ぐセパレータが不要ですから、爆発や引火の危険性も少ないということになります。
また、セパレーターや冷却装置が不要で小型化しやすいのもメリットととなります。
それでは、この様にメリットが多い全固体電池車を実用化させるメーカーはどこなのでしょうか?トップグループはトヨタと米国のテスラが一番乗りを目指してしのぎを削る展開で、それを追うのがフォルクスワーゲンやダイムラーなどのドイツの自動車メーカーです。
そして、更に後ろには、車載電池世界大手の中国CATLなどという構図です。
昨年トヨタは「電動車を世界で550万台以上販売し、その内EVと燃料電池車を100万台以上とする」と、電動車の普及計画を5年前倒しとなる2025年に改めることを発表しています。
また、フォルクスワーゲングループは今年6月、米国の電池開発ベンチャー・クァンタムスケープに、2億ドルの追加投資を発表し固体電池技術の共同開発を加速しています。
全固体電池車開発をマラソンに例えればトップをトヨタとテスラが並走し、追いかけるフォルクスワーゲンやダイムラー・中国CATLが第1グループを形成しています。
一方、韓国メーカーは韓国電子技術院次世代電池研究センター長に言わせると、「日本が4~5年はリードしている」ということで遥か後方を走る第2グループというところです。
韓国の基幹産業である自動車メーカーの現状は先が見えない状況なのです。
■この記事に対する反響のポイント
新たに技術を生み出せない、韓国企業に期待無し
それでは、このスレに対する反響なのですが…「サムスンSDIはトヨタの数十分の1しかありません」「トヨタは投資を凄く沢山したからな」「残念です…国内ではサムスンSDIが先頭走者だったが、もう少し頑張ってほしい」「韓国ではアナリストたちが以前からトヨタが圧倒的に速いと言ってきた」といったように、トヨタには全固体電池分野では遠く及ばないと受け止めているようです。
韓国ではよく比較されるのが投資額で、韓国政府はとにかく投資などの支援をしないと思われており、政府の援助が少ないのが、韓国企業にとって致命傷だという認識が浸透しているようです。
また「韓国のバッテリーメーカーは2000年代に日本のメーカーに接近していたのだが…」というように、もともと、バッテリーは日本のお家芸で数十年間、日本がトップランナーでしたが、韓国のリチウムイオンバッテリーメーカーがトップに浮上しました。
ところが、その後、韓国はリチウムイオンバッテリーに拘ったことで次世代電池技術開発に遅れ、電気自動車EVの次世代基幹技術として本命視される全固体電池の日本の独走を許した訳です。
結局、天下を取れたのはほんの一瞬で、脱日本で培った技術はどうしたのか、「韓国が日本を越えてほしいという立場で見る、韓国バッテリー会社の目線が切ない」といったような、韓国企業の今後の躍進をまるで信用していない様子も伺えます。
「南北経済協力で日本に勝つ!」と豪語した文大統領ですが、今後、電気自動車のバッテリー分野で日本を逆転できるのでしょうか?しかし、韓国は現在、中国によって技術を吸い取られていますから、日本を気にしている暇はないと思いますよ。
日本メーカーに追い付くためには文政権は韓国メーカーの支援に真剣に取り組む必要がありますね。
続きは動画で…