『文大統領の悩みは日韓関係改善?国民は理解が追い付かない模様』
文大統領は「日韓関係は容易ではない」と外交安保の特別補佐官に吐露しました。
バイデン氏は日韓関係の改善、強化を前提にしており、そのことは米韓同盟にも関わってきます。
そこまで関係がこじれたのはほぼ文大統領のせいであり、張本人が今更悔いても遅いでしょう。
「韓日関係は容易ではない」と打ち明けた文大統領
文在寅大統領が11日、青瓦台で行われた外交安全保障分野の元老・特別補佐官たちとの昼食懇談会で、韓日関係の改善と関連して「現在の状況では容易ではない」という趣旨で直接苦悩を吐露したことが分かった。
文大統領は12日、ジョー・バイデン米次期大統領との通話を翌日に控え、外交安保特別補佐官のチョン・ウィヨンとイム・ジョンソク、元駐米大使のアン・ホヨンとチョ・ユンジェ、ソウル大名誉教授のチャン・ダルジュンとハ・ヨンソンを青瓦台サンチュンジェに招き、正午から午後2時10分まで昼食懇談会を開催した。
青瓦台からはノ・ヨンミン大統領秘書室長とソ・フン国家安保室長が同席した。
複数の出席者によると、この日、外交安保元老と特別補佐官たちが「バイデン氏は『韓米日の協力体制』を強調し、韓日関係の改善を求めてくるだろう」などと話していると、文大統領は日本との関係改善について「強制徴用問題を解決するためには、被害者たちの意思と合意が何よりも重要だが、(韓日関係改善において)このハードルを乗り越えるのは容易ではない」という趣旨の話をしたという。
これに対し、出席者たちは「菅内閣は安倍内閣よりも開かれているので、対話・意思疎通を続けていかなければならない」と助言した。
この日、チョン・ウィヨン特別補佐官は「バイデン氏は韓米同盟を強調する立場を取っているため、米国との関係を管理していく上で我々にとって有利な側面がある」として「我々が役割を果たす空間を十分に作っていける」という趣旨の話をしたという。
ある出席者は「海外に駐屯する米軍の調整として、在韓米軍の規模縮小が問題化する可能性があるため、この点に対する備えが必要だ」と述べ、また別の出席者は「バイデン政権は『超党派的外交』を追求するとみられるが、我々も超党派的に対応すべきだ」として「米国内で北朝鮮に対する不信が深刻な状況で、米国のシンクタンクを管理する努力も必要だ」と述べたという。
文大統領もこの日「超党派的かつ汎国民的な次元の協力が重要だ」として「外交安保の有識者・特別補佐官の皆様には、今後もソ・フン国家安保室長らを通じていつでも助言を願いたい」と述べたという。
【これに対する私の見解】
それでは 記事を読んだ僕の感想ですが文大統領はここ最近、ブレーキのかけるタイミングを見失った資産現金化を懸念し、日本との関係改善を図ろうとしているように見えますが、全て空回りに終わっています。
しかし、このままではまずいという事で、次々と日本に交渉をしにきています。
11月10日に訪日していたパク・チウォン国家情報院長も何を思ったのか、菅首相に新しい共同宣言をいきなり提案しましたが、当然根回しなどしておらず、あまりにも唐突な提案に菅首相も困惑していたようで、「問題が解決していないのに新しい日韓共同宣言をするのは非現実的」と断りました。
パク院長は「新しい共同宣言を出せば、東京五輪にも貢献する」などと語っていましたが、日韓ワールドカップに多大なるトラウマを抱えている日本にとって、その提案は逆効果でしかなく、韓国の外交センスのなさが垣間見えます。
続いて11月13日、日本を訪問した日韓議連代表のキム・ジンピョ氏は菅首相と会談し、「両国首脳が決断しやすい環境を」と遠回しに日韓首脳会談を迫りましたが、菅首相はこれに対してもキッパリと断りました。
このことからだけでも、韓国側の焦りが見えてきます。
日本としては「韓国側の解決に向けた対応」を求めていると表明していますが、こんな調子だと一向に平行線で、解決なんて夢のまた夢ですね。
さらに、このように露骨ともいえる日本への擦り寄りを見せていたのですから、完全に国民からの信用を失うことになってしまったようです。
まあ、韓国大統領として、就任当初から反日を煽っていただけあり、今や反日は韓国中に広まったわけですが、まさかそのことがここまで裏目に出るとは、当時の文大統領も想像していなかったでしょうね。
そもそも日韓関係を悪化させた張本人が問題行動を続けているのに、その状態を前提として関係の改善を求めてきても、土台無理な話であります。
そして、日韓関係修復の諦めからか、いっそ米国とは縁を切って、中国と仲良くしようという外交すら模索している様子も伺えます。
そのことは、中国が主導して拡大を進めてきたRCEPに署名することからも明らかです。
RCEPは日本や豪州も参加していますが、これらの国はクアッドにも参加しているので中国にだけ傾倒しているという事ではありません。
それに対して韓国は、TPPに加盟せず、クアッドも拒否しているという立場なので、見ようによっては、レッドチーム入りを宣言したといっても過言ではありません。
しかし、これまでも述べてきているように、国民の多くは米国との関係強化を望んでおり、中国を選択することは岩盤支持層の左派以外の支持を切り捨てることに等しいです。
文大統領は外交面において、いいとこどりのコウモリ外交を繰り返してきましたが、いい加減方向性を決めないと、信用を失う事にしかならないと気付かないのでしょうか?
■この記事に対する反響
それでは、この記事に対する反響なのですが…「自分が日本との約束を破って、二度と日本に負けないと扇動しておいて、関係修復が容易ではないって頭がおかしいのじゃないか?」「まるでこれまで韓日関係に対して努力してきたかのように言ってるね」など、今更日本との関係改善を図ろうとする文大統領を理解できないという声があがっています。
反日扇動していたころから、何一つ姿勢を変えることなく日韓関係修復に向けて容易ではないなんて言ってるのですから、親日方面に動いているという事よりも、よっぽど異常な姿に見えるでしょうね。
こちらとしても日本をなめているとしか思えません。
また「正確には、韓日関係を容易にしたくないのだろう。
反日商売をしてこそ利益を得れるのに、関係改善したいだろうか?」「国防、外交、経済、不動産…何でも政治的に利用することだけを考え、問題そのものを解決する意思が全くない」といったように、韓国の事よりも政府の体裁を気にする姿勢に嫌気をさす声も上がっています。
確かに、これだけ国が傾いているというのに、よくわからない主張とプライドを優先して、破滅に向かっているというのに、その姿勢を崩さない国なんて韓国しかありません。
ここまで拗れてしまっては、痛みを伴わない解決なんてもう不可能です。
文大統領のダブルスタンダードは間違いなくマイナスを築いていますね。
続きは動画で…