韓国で目を疑う法案が登場！歴史問題の解釈違いで逮捕される…文政権独裁化、表現の自由放棄で民主主義は？【世界情勢】

といったように、共に民主党議員から、「光州事件に関する歴史解釈を間違ったら懲役」という驚くべき法案が提案され、韓国国内で波紋を呼んでいます。
文政権は朴槿恵元大統領や李明博元大統領を「保守政権の悪の象徴」かのように扱い明らかに法治主義から逸脱した思い重刑を課していることからも、左派勢力の暴走は誰の目に見ても明らかです。
他にも感染症対策を理由に政府に反発するデモを封じ込めたり、検察の人事に介入したりとやりたい放題でしたが、そんな文政権の免罪符は「共に民主党は光州事件の延長線上に立っている」というものでした。
朴槿恵前大統領を「ろうそく集会」で弾劾に追い込んだように、自身は国民が街頭で声を上げて政治を正してきた、民主主義の原点を重視しているというあくまで「弱者」の立場をこの独裁体制においても崩していません。
日本に対していつまでも「被害者」「支配された」というスタンスで接してくるのも同様です。
しかし、フィリピンやベトナムに対する横暴な態度を見ていれば、文政権が巧みに弱者の顔を使い分けているのは明白でしょう。
今回、光州事件の解釈についての言論統制を正当化するような法案を出したのも、民主化の象徴である光州事件を、間違った解釈によって貶めさせないために、「軍部の独裁を正当化させない」大義名分があれば受け入れられると考えているようです。
ここまで極端で過激な法案に行き着いたのには、韓国の保守系野党議員の「光州事件は、韓国の軍事政権を蔑んでいた北が介入していた」という発言と、近年の文政権の従北姿勢から、それに共感する国民が増えてきた危機感が影響しています。
多くの過激派の保守層がこうした認識を持ちはじめていることから、この法案が通れば政権に反発する勢力を一網打尽にできるのです。
しかし、必ずしも政権の意図がなかったとしても、光州事件を政治利用してきた文政権にとって都合の悪い事実がわかれば、例え真実だったとしても、「歪曲、捏造」と決めつけられる可能性も否定できません。
これは日韓関係の経験上からも決して邪推ではないでしょう。
歴史認識において、どんなに新しい証言が出てきても韓国は自国の都合の良い解釈を続けてきましたし、竹島問題でも「日本領土である」という事実が発覚しても決して認めてきませんでした。
福島で原発事故が起きた際は、反日扇動に利用し、捏造の放射能被害を拡散するなどファクトチェックから背を向け、政権に都合のいい解釈やデマを平気で主張する政府の決める「歪曲、捏造」がどんなものであるかは想像しただけでもゾッとします。
光州事件は、事件の犠牲者数についても政府発表と諸団体の主張に隔たりが存在するなど考証の余地が多く残されている事件ですが、この調子では歴史問題で真実が明らかになることはないでしょう。

それでは、この記事に対する反響なのですが…「誰が歴史歪曲の基準を決めるの？」「歴史解釈について法で罰するとか韓国が世界初だろ」「こんな人間に投票して選択してしまった有権者が異常なんだよ」このように、韓国国内では、歴史認識について認識の多様性を許さない文政権の異常性に多くの韓国国民が疑問を感じているようです。
「軍事政権に立ち向かう」という免罪符を元に、やりたい放題なのは、安倍前総理をヒトラーと揶揄し、無礼の限りを尽くした件でも見られたことですが、今後は保守層を相手取り、言論の自由を奪っていくつもりなのでしょう。
「検察はこれまで強大な権力で国民を弾圧してきた」とのイメージを抱かせ、検察改革という大義名分の下で文政権に寄り添う検察を作り上げてきたように今度は言論や思想を統制し、独裁政権を強めていくための法案は今後も発案され続けることが予想されます。
数々のスキャンダルがありながらも一定の支持率をキープしている文政権。
この暴走を止めることができるのか、注目が集まります。

言論統制を始めた時点で、右派左派問わず健全な国家とは言えませんね。