『韓国の脱日本進捗、一部は売上UP!「選択的不買ほんと恥ずかしい」』
国民の大多数が日本製品不買運動に賛成する中、なぜか売上げが増え続ける一部の日本製品。
そんな矛盾を恥じてか「選択的不買」という珍妙なキーワードも飛び出してきました。
都合のいいようにと迷走する韓国は、いったいこの先どうするのでしょうか。
「日本不買」から1年、ユニクロ・ホンダ泣いたが任天堂・ソニー笑った
昨年、日本の輸出規制の強行によって、韓国で起こった日本企業不買運動の影響で国内に進出した日本の主要企業の業績成績表で明暗が別れたことが分かった。
飲食や自動車、生活用品などの業界は、不買運動の直撃を迎えたが、情報技術(IT)やゲーム業界は、むしろ実績が改善した。
企業評価サイトのCEOスコアは5日、日本の輸出規制の前後に韓国に進出した日本の消費財企業31社の経営成績を分析した結果を発表した。
この資料によると、これらの企業が昨年、韓国で上げた売上高と営業利益は前年比平均でそれぞれ6.9%、71.3%急減した。
日本の輸出規制に呼応して、国内で始まった日本不買運動の効果が日本企業の業績にそのまま反映されたのだ。
日本不買運動で最も大きな打撃を受けた業種は、飲食業界であった。
昨年の売上高が前年比19.5%減少し、営業利益と純利益は、すべて赤字転落した。
一方、資料によると、日本のIT・ゲーム関連企業の場合、日本不買運動でも、IT機器やゲームの需要の増加などにより、売上高と営業利益がむしろ増加したことが分かった。
これらの企業の売上高は10.8%増で、営業利益と純利益もそれぞれ2.1%、10%増加した。
韓国任天堂は「ニンテンドースイッチ」の人気により、不買運動が完全に遠のいた。
特に任天堂スイッチのソフト「動物の森」は、ファン層が形成されたため、品薄状態で人気が持続し、業績が大きく上昇した。
ソニーコリアもオーディオ製品への関心が持続し、業績が大幅に上昇した。
業界のある関係者は「日本不買運動の影響で、代表的な日本企業が「NOジャパン」リストに上がって苦戦している」とし「ただし、韓国任天堂とソニーコリア、韓国資生堂、アシックススポーツなどは不買運動の初期に販売が少し不振だったが、通常通り回復し、実績が改善された」と語った。
【この記事に対する私の見解】
昨年7月から始まった韓国の日本製品不買運動ですが、先月29日におこなった国民世論調査では、「今後も不買運動に参加するか」という質問に対して、75.9%の回答者が参加すると答えています。
この数字を見ると、依然として不買運動の勢いは衰えていないように思えますが、実際のところどうなのか、韓国に進出した日本企業の業績を見てみましょう。
苦戦が報じられている自動車産業ですが、トヨタレクサスは先月、韓国市場で1年ぶりに販売台数1000台を突破しました。
まだまだ厳しい状態が続く自動車産業ですが、少し明るい兆しが見えて来たようです。
話題によく上がる日本のビールは特に不買運動の影響が大きかった為、一時期かなり売り上げを落としましたが、今年1月には12万6千ドル、2月には26万4千ドル、3月には約64万8千ドルと着実に売り上げを伸ばしています。
ゴルフ用品・ボールペン・化粧品も昨年売り上げを大きく落としましたが、前年比でゴルフは720万ドル増、ボールペンは200万ドル増、化粧品は522万ドル増と、むしろ今年の方が輸入額は大きくなっています。
今回の記事で大きく取り上げられていた「ニンテンドースイッチ」はどうでしょう。
今年3月に任天堂から発売された「どうぶつの森」は、自分が所有している島で、様々な生活を楽しむ疑似体験ゲームで、友人の島に遊びに行くことのできる機能があります。
ちょうどその頃発生していた感染症対策で外に出れない人と、ゲーム内で交流できる点も人気が爆発した要因の一つと考えられます。
発売日に完売が続出し、店に1000人を超える大行列が出来る事態も発生。
この結果、韓国内でのニンテンドースイッチの売り上げは前年の3割増しとなりました。
このように業種によって明暗がわかれましたが、そのポイントは何だったのか?それは代替(だいたい)品があるかどうかという事です。
苦戦した自動車産業にはヒュンダイがあり、やり玉に挙がったビールではチンタオとハイネケンが売上げを伸ばしました。
一方のゴルフ用品・ボールペン・化粧品は高い品質が求められるため、すぐに代わりの物を用意することが困難です。
そしてニンテンドースイッチの代わりも他にはありません。
ゴルフ用品が無くとも、質の悪いボールペンでも、どうぶつの森が遊べなくても、別に生活に困難が生じるわけではないのですが、それを我慢するほど不買運動に熱意があるわけではないという事なのでしょう。
そうして考えると、75%の人が今後も不買運動を続けるという回答も、ただ、勢いで言っているだけで本気ではない、なんだか微妙に思えてきますね。
周りの目が気になるから不買のポーズはとるけど、本当に欲しいものはこっそり買う。
それでは選択的不買といわれてもしょうがないように思えます。
先月ソニーはプレイステーション5の発売を発表しましたが、発売予定の年末に不買運動がどうなるかちょっと楽しみですね。
■この記事に対する反響のポイント
・結局は日本依存脱却は無理
・選択的不買など無駄な行為だ
・結局ブーメランになっている
出来もしないのに「日本製品は排除」という声も多くみられますが、それよりも目立つのは、先にも話した「選択的不買」というワードですね。
どう言った事かというと、「選択式とか本当に恥ずかしい」という様に、影響が無い不買に都合がいいものだけを排除して「日本依存脱出」と言ってる事に、意味のない精神的なことで何をやっているんだという様に、落胆しているようですね。
また、「こんなことをしても損しかしない」というように、冷静な声も多いです。
根強い不買運動推進の動きもありますが、徐々に否定意見も増えているようです。
【これに対する私の見解】
不買運動が始まった頃に比べると随分トーンダウンしてしまったようですね。
もともと政府主導で対日感情を煽ったところからスタートしていますから、むしろよく1年頑張ったと言えるのかもしれません。
選択的不買についての反応は様々ですが、そもそもこの言葉自体が矛盾しています。
買うかどうかを選択している時点で「不買」ではなく「不買するかも」ですよね。
「日本製品不買するかも運動」と名前を変えてはいかがでしょうか?WTO提訴がアメリカに止められ、手詰まり感のある韓国が、不買運動を再度煽るような動きも十分あり得ます。
そしてまた、つまみ食いの様に都合のいい「選択的不買」がはじまるのでしょう。
今年末になったら、「プレイステーション5を買いますか?」と聞いてみたいですね。
政府に振り回されていると知りつつ、それでも対日と聞けば反応してしまう。
韓国国民のみなさんには少し同情してしまいます。
続きは動画で…