『キョンジュ市長が国民からつるし上げ！？
日本に支援することは許されない！』
以前話題に上げた、日本の姉妹都市に防疫物品を送った男気のあるキョンジュ市長が、
韓国国民からつるし上げを受けて、解任の憂き目にあっている模様です。
反日が何よりも優先され、日本への好意は全て悪…ホントに困った国民ですね。
日本に防疫物品サポートした慶州市長の解任を国民請願
キョンサンプクト・キョンジュ市が、日本の姉妹都市と友好都市に
新型感染症の防疫物資を支援したことと関連し、
キョンジュ市長の解任と防疫物資支援禁止を要請する青瓦台の国民請願が上がってきた。
自営業を営むキョンジュ市民と名乗るネチズンは22日、青瓦台の国民請願掲示板に
「キョンジュ市長チュ・ナギョンの解任建議を懇切に請願します」というタイトルで文章を上げた。
彼は「感染症事態で全国民が災害支援金を受けている時局に、独断で日本に防疫物資を支援した
チュ・ナギョンはキョンジュ市長の職から降りてきてこそ当然だ」と主張した。
続いて「チュ市長の独断的な行政でキョンジュ市民全員まとめて非難を受け、
観光都市キョンジュをボイコットする人々が一波万波（いっぱばんぱ）に広がっている」とし、
「キョンジュ市民のために働くべき人間が、市民の一人でも多く面倒を見るどころか、
血の涙のような税金を日本というとんでもないところに捧げている」と解任を建議した。
この請願には25日午前11時現在6万6000人余りが同意した。
30日以内に国民請願に20万人以上が同意すれば、青瓦台が公式答弁を出さなければならない。
ただし、チュ市長は地方選挙で選ばれた選出職で青瓦台が回答するには不適切だという指摘が出ている。
同日「地方自治体から税金による備蓄分について任意で国外搬出できないよう
行政命令を下してください」という国民請願も上がってきた。
この請願には25日午前11時現在、1万6000人余りが同意した。
これに先立ち21日、キョンジュ市は姉妹都市である日本の奈良市と交流都市である京都市に、
それぞれ備蓄防護服1200セットと防護用眼鏡1000個ずつを航空便で送ったと発表した。
また、今月末までに、姉妹都市である小浜市、友好都市である宇佐市と日光市の3都市に
防護服500セットと防護用の眼鏡500個を支援することにした。
この事実が報道されると、一部のネチズンは記事に「金が余れば市民に使わなければならない」
などキョンジュ市を批判するコメントを書き込んだ。
キョンジュ市のホームページの自由掲示板にも売国奴、土着倭寇など過激な表現で、
チュ市長とキョンジュ市の支援を批判するコメントがたくさん上がってきた。
これについてチュ市長はFacebookで、「戦争中、敵にも医療など人道主義的な支援をすべきだが、
奈良市と京都市は長い間交流してきた間柄だ」とし、「我々に必要なのは無条件の反日ではなく、
未来志向的な克日だという点を懇切に訴え申し上げる」と明らかにした。
【この記事に対する私の見解】
困った隣国は感染症の混乱においても平常運転のようです。
こんな時ぐらいは…と思ってしまいますが、一部韓国人の日本への剥き出しの「敵愾心」は
全世界を取り巻く危機的状況下においても普遍のご様子です。
そのあまりの愚かでグローバルな視点のなさには、言葉さえ失ってしまいます。
韓国政府は支援要請のあった世界の国々に対して感染症関連の医療支援を行っていました。
そして基本的に国民はこれを賛同、支持していました。
日本政府からの要請がなかったという理由で政府レベルの支援は行われていませんが、
日本に現在進出中の韓国企業が集う駐日韓国企業連合会は、
5月初めと20日にそれぞれ東京都に1000着と2300着防護服を寄付していました。
そんな美談もありながらキョンジュ市長の対応については韓国国内で問題になり、
ネチズンを中心として解任要請を含む総攻撃を受けてしまっています。
一部韓国人にはTPOというものもないのでしょう…なんとも恐ろしいです。
市長解任の提唱者が、また絵に書いたような反日本色が強い方のようで、
キョンジュ市長の解任を請願する理由を次のように上げています。
『我々の税金を日本という敵国にみすみす献上している』
『今我々は日本製品不買運動の真っ最中である事を忘れるな』
この日本に対する反感が解任請願の理由になるというのですから驚きです。
そしてそれに6万もの賛同が集まっているというのですからさらに驚きです。
思わぬ批判にチュ市長は25日に自身のフェイスブックに次にような見解を投稿しました。
『海外姉妹都市に防疫物品を支援したことがそれほど大きな過ちなのか？』
『韓日中3か国の平和と共助を願っている者として単純な人道主義から支援に踏み切った。
純粋に人道的な見地から取った措置であり、政治的意図はない。』
『日本の姉妹都市及び交流都市は感染症が収束すれば、
再び交流し、観光や経済を再開させる優先的間柄である。』
『奈良市とは今年７月に姉妹都市締結５０周年を迎えるため友好の証として送った。』
この行動のいったいどこに批判する点があるのでしょうか？
チュ市長の行動は称賛に値する公人として模範的な行動です。
奈良市がキョンジュ市に絶大な感謝を述べている事が何よりの証です。
批判するポイントがあるのだとしたらただ一点、「日本」へ対する支援だからでしょう。
■この記事に対する韓国国民のコメント
・これからはノー日本、ノーキョンジュだ！
・支援しても、日本に悪口を言われる現実…
・今、日本とは経済戦争中なので支援してはならない。
・とにかく言えることは、北韓より日本の方が嫌い。
・北韓と中国のような社会主義独裁国家に一方的支援した大統領は？
・日本は与えても、感謝しないから支援は無駄です。
・こんなことより、ユン・ミヒャンの辞任でも国民請願に上げよう…
・キョンジュ市長はよくやった！ソウル市長は、見習って欲しい。
・今後日本とそのまま一生、敵でいようというのか？
・台風、地震の時、京都から支援を受けたことは、なぜ記事に載せないのか？
【これに対する私の見解】
やはりチュ市長に対する批判的なコメントも多いようですが、
チュ市長の発言は、『戦争中、敵にも医療など人道主義的な支援はするもの』
と言うように、一貫して局地的な観点ではなく大局観を持った発言に終止しています。
非常に好戦的とは真逆であり、理知的で思量思考的な考え方です。
これを受け入れられない事は、ひどく思考回路が短絡的であることの証明になるでしょう。
しかし、日韓関係は複雑な状況で、韓国国民のコメントを見ても解るように、
簡単には分かり合えないレベルに迄こじれている状況です。
日本としても、このような状況で韓国からの支援を手放しで喜べる状態ではありません。
ですが、ここまで拗れた状況になってしまったのは、
このチュ市長に対する解任請願を必死に行っているような
韓国国民の圧力がそうさせているのは間違いないでしょう。
自分たちの要求や見解が全て正しいと考えて、国際法ですら意味をなさない…
これでは、到底先進国で法治国家とは言えないのではないでしょうか？
それでは、最後までご視聴ありがとうございました。
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