『米国の新衛星事業に参加する日本韓国「技術不足、衛星欲しい」』
ここ最近、韓国ではちょくちょくと宇宙産業についての状況が報じられていました。
これは、米国から弾道ミサイルの射程距離等について規制を受けており、衛星分野の開発が大幅に遅れている事に対するコンプレックスが大きいようです。
米国の新衛星事業に参加する日本…宇宙軍事大国の意志を表わした
日本が米国の新宇宙衛星事業に参加することを決め、そのための関連予算確保に出た。
中朝露の弾道ミサイルに備えるのが1次目標に挙げられるが、米国との協力を前面に出して「宇宙軍事大国」を目指す計画が本格化したのではないかという視線も少なからずある。
31日、産経新聞によると、防衛省は米国の新ミサイル防衛構想「衛星コンステレーション」への参加を前提に、来年度政府予算に関連の調査研究費を計上する計画だ。
該当事業に天文学的な費用が必要となるため、政府次元で費用対効果や実現可能性を前もって見極める必要があると産経新聞は説明した。
衛星コンステレーションは宇宙低軌道に数百基の監視衛星を打ち上げて低高度で飛んでくる敵のミサイルを探知・追跡する衛星群を意味する。
これを土台に米国は高度3万6000キロメートルの静止軌道で偵察活動を行う一般衛星と別に、高度300~1000キロメートルに1000基以上の小型衛星を投じることを構想している。
日本政府は米国と共に小型衛星配備事業に参入すれば、中朝露の弾道ミサイル脅威に効果的に対応することができるとみている。
【これに対する私の見解】
韓国では衛星分野に対する技術の遅れが、あちらの国民もこれだけは日本に敵わないと、素直に認める分野となっていますが、先にも言った米国からの規制について、燃料の運用方法について緩和がされたことから、これからは宇宙大国にと盛り上がっていました。
しかし、一朝一夕でどうにかなるものでもないですし、純韓国産衛星はまだまだ先になるでしょう。
さて、こういった韓国の動きを見ていると、一つ疑問が湧いてきます。
それは何かというと、GSOMIA破棄問題です。
韓国は散々GSOMIAを交渉カードとして、日本に様々な要求を仕掛けてきましたが、この「宇宙分野は敵いま宣言」を見ていて、本当にGSOMIAの意味を理解していないようですね。
本来、GSOMIAを通して得ることが出来る、衛星によって入手した情報なんかは、有事の際に、韓国からすれば喉から手が出るほど欲しい情報になると思われます。
それなのに、衛星技術は日本に敵わないと認めながら、GSOMIA破棄で圧力を掛けるのですから、「日本が困ればそれでよし」が先行しすぎていて、自国への悪影響すら見えなくなっているのです。
やはり、一度自分たちの国の状況を、冷静に見直した方がいいですね。
さて、韓国の宇宙への夢はいつ叶う事になるのでしょうか?
続きは動画で…